先生も認める危険さ ページ12
(危険て、おい)
私は、適当に歩き回り『事務室』を見つけた
本当は部屋に戻ろうと思ったけど、すぐ見つかる
気がしたから、やめた
とりあえず、この部屋で隠れていよう
誰かいても、事情を話して隠れさせて貰おう
一応失礼しますと言って部屋に入ると、
中には小松田さんと、先生らしい人がいた
「……?ふぁ、真城ちゃん!どうかしたの?」
「コラ!小松田君!
学園長に言われた事を忘れたんですか!?」
先生は小松田君を叱りながらも、
私を部屋に入れてくれた
私が入って事情を話すと、先生は『どうぞ』と
言って笑ってくれた
____しばらく過ごしていると、吉野先生は
私に話をいくつかしてくれた
忍装束の色の意味とか、危険な上級生の名前とか
個性が爆発している学年とか……
これから会うであろう人達の話をしてくれた
それと、もし嫌な事があれば
『自分か、医務室の新野先生に相談しなさい』
とも言ってくれた
私は、吉野先生と約束をすると、
一度部屋を出て別の場所に隠れる事にした
「小松田さん、吉野先生、ありがとうございました
お仕事の邪魔をしてすいません。失礼します」
私は、軽く頭を下げて部屋を出る
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「全く、学園長に言われたでしょう?
真城さんが女の子という事は内緒なんですよ?
今度からは呼び捨てか、君をつけなさい!」
「すみませんでした……コレから気をつけます!」
小松田さんのいつもの爽やかな笑顔に
吉野先生は少し不安になりながら、作業を続けた
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さてと、次はどこに行こうか
そう思いながら歩いていると、縁側に薔薇さんの
隣にいたふわふわさんが座っていた
踏鋤を持っているのが気になるけど、とりあえず
そのまま後ろを通る事にした。
でも、普通に通れるはずもなく、止められた
(ああ、面倒くさい……)
「あの…何かありましたか?」
私は、そう言いながら近くによって正座する
ふわふわさんは少し口角を上げてコッチを向くと
そして『別になんでもないよ』と呟き、
何処かへ歩いて行ってしまった
私は、ワケが分からずその場に座り続ける
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しばらくボーッとしていると、
丁度歩いて来た土井先生に話しかけられた
さっきのい組の事を話すと、
苦笑いをしながらよくある事だと言われる
そして、今日はもう部屋に戻って授業や訓練で
使う道具の確認をしなさいと話された為、
私は、部屋に戻る事にした
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ユリリン - わかりました。気長に待つことにします。無理せず書いてください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月17日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» お話がいっぱいになり、続編を作ろうかな?と思ったのでタイトルも変えちゃいました!(●´▽`●)__続編のためにお話を少し書き進めたいので更新が遅れると思います、ごめんなさい!(--;)急ぎで書きますので、気長にお待ちいただけると幸いです\( 'ω')/ (2019年11月16日 15時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - タイトル変えたんですね。更新楽しみに待っています。続きがんばって書いてください。 (2019年11月16日 14時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 更新されたんですね。待ってました!焼きもろこしさんの思う通りに書いてください。私のリクエストはスランプや困ったときに使ってください。また案が浮かんだらリクエストしてもいいですか? (2019年11月11日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» やっと更新が出来ました!(●´▽`●)……ですが、せっかく頂いた案で書けませんでした…ごめんなさい!(;A;)/少し書く内容が浮かんできたので、別の話で改めて使わせて頂きます!(´∀`)/いつもありがとうございます! (2019年11月9日 22時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焼きもろこし | 作成日時:2019年6月29日 7時