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「ふーんおいしい！」
「appさん流石でーす」
リアルの友達と話すのも嫌いではないが、顔が見えないとなるとやはり顔色を窺うことなく会話が出来るので楽だ。ただし、ネットとはいえ相手は人だから細心の注意を払うことは忘れないように。
「あ、そういえば炭焼くんってどこ住みなん？」
バトルがひと段落ついたころ、appさんにそう言われた。別に隠しているわけではないし、なんなら某青い鳥のアプリで出身地は公開している。だから素直に教えることにした。
「関西ですよ？」
「まじで！？ほんまか！俺と一緒やん！」
やはり自分の予想はあたっていた。それなら意外と近いところに住んでいるのかもしれない。とはいえオフ会などは行かない人間なので、会う機会などないのだが。
「でも、炭焼くんあんま関西弁つかわんよな」
「あはは……もう癖ですね」
普段はよく使う方だが、どうしてもネット上ではキャラを作ってしまう。だが敬語でいれば大体の人は嫌な思いをすることは無い。
「あ、あと１グループだけやん」
「ホントですか。じゃあちゃっちゃと片付けましょう」
そう言ってライフルを構える。知り合いは音ゲーが得意なタイプなので、こうやって共通の趣味を持つ人とゲームをするのは楽しい。
――いつかの機会で、appさんに会えたらいいなぁ。
「いやぁ勝ちましたわ。プロ結果！」
「お疲れ様です」
結果は言わずもがな、僕らの完全勝利だった。そのうち何回か危ない場面はあったが。
試合も終わり、各々が武器を試し打ちしたりモーションで遊んだりしている。先程の殺伐とした空間とは打って変わってほんわかしているこの空間が、なんだかんだ言って一番好きだ。
「炭焼くん、今日はもう一戦するんか？」
「いえ……今日はこの後他のＦＰＳで釣りでもしようかと」
「好きやなぁ女声で人騙すの(笑)」
騙しているというわけではない。相手が勝手に女だと思い込んでいるだけだ。
そう言い訳を残してゲームをログアウトする。
「さて……釣りでもするかぁ」
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眠井さん - みっくす13。さん» みっくす13。さんおはこんばんにちは！ありがとうございます！とても励みになります！失踪しないように気を付けたいと思います…(笑) (2020年5月19日 8時) (
レス) id: e5ab6b52a6 (このIDを非表示/違反報告)
みっくす13。 - (ｷｷｰｰｰｯｯ！！)おはこんばんにちは！みっくす13。と言う者です！この小説、面白いです！ゆっくりで良いのでこのまま続けてくれると幸いです！では、以上!(ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ…) (2020年5月19日 1時) (レス) id: ebaa9545e3 (このIDを非表示/違反報告)
眠井さん - くずをさん» ありがとうございます！自分の妄想を形にしているだけではありますが、皆様に評価されるような小説を書いていけるよう努力します！更新頑張ります！ (2020年2月29日 22時) (レス) id: 2b50fcc9a8 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 好きです！もっと評価されるべき！次の更新待ってます！ (2020年2月29日 11時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
眠井さん - チョコレートさん» ありがとうございます！！なるべく早く更新できるように頑張ります！！ (2020年2月19日 16時) (レス) id: 2b50fcc9a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠井さん | 作成日時：2020年1月25日 0時
