四話 『......一気に飛びます』 ページ6
「良いだろう。だが子供だからと言って手加減はせんぞ」
そう言われて、私はガバッと顔を上げる
今の私の目はとっても輝いてることだろう
「ありがとうございます！はい！」
「今日はもう遅い...明日から修行を始める。もう休め」
「はい！」
そう言って、布団に入り私は眠った
次の日と言いたい所だけど、最終選別が始まる前まで飛ばすよ
「...必ず帰ってこい」
「「「はい！！行ってきます！！」」」
「頑張ってね！皆！私毎日お祈りするから！！」
「私も！」
真菰さんは、まだ岩を斬れていなかったから行けない
私たちは、最終決戦が行われる場所...藤襲山に向かった
ようやく藤襲山に着いた頃には、既に沢山の人達が集まっていた。
皆..しのぶを注目している。中には、「なんで餓鬼がここにいるんだ」「どうせすぐ死ぬ」としのぶを罵るような言葉を向ける者もいれば、「大丈夫かな...あの子」としのぶを心配する言葉を向ける者もいた
だがしのぶは、罵る言葉も、心配する言葉も全く聞こえなかった。
何故なら、
やっと姉さん達を守れると内心嬉しく..そして燃えていた
しかしそんな事を知らない錆兎と義勇は、しのぶを守るようにして、先程しのぶに罵った言葉を向けていた男達をめいいっぱい睨んでいたとい事は..しのぶは知る由もなかった
暫くして..二人のおかっぱ娘たちが現れる
(！あれは..かなた様に輝利哉様！！)
しのぶは心の中で二人の名を言っていた
事は進み、遂に最終選別が始まった
しのぶはいち早く駆け出し鬼を見つけ次第に突いていく
因みに毒入りだ
しのぶは早く鍛錬すれば筋肉が沢山ついて鬼の頚を斬れると思っていたが..どれだけ鍛錬しても筋肉は少ししかつかなかった...
だが突き技はあの時よりも強力になっていた
藤の花の毒を使いたいとコソッと輝利哉様に申した所、許可が出たので使用している
でも何故か最終選別が終わったらすぐに私の所に来て欲しいと二人に頼まれた
しのぶは不思議に思いながらも、頷いた
「まだ藤の花の毒はあの時よりは弱いですね..」
もっと調合を進めないと
あの忌々しい鬼も..突き技だけでくたばらせる位強力にしたいとしのぶは思いながら、どんどん鬼に毒を打ち込んでいく
「錆兎さんは大丈夫でしょうか？」
あの時に錆兎と真菰の姿はなかった
ならここで死んだ可能性が高い
「助けなくては」
私は"元蟲柱"だから
五話 『わぁ！頭大丈夫ですかぁ？』←→←三話 『冨岡さん？』
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うさぎ(プロフ) - コメントありがとうございます！！それなです！！しのぶさんって、子供でも、大人(18歳)でも可愛いですよね！！同士同士！！ (2021年2月14日 20時) (
レス) id: 54d7da3149 (このIDを非表示/違反報告)
ユーフォニアム吹きの少女 - 更新されてる！？！そして小さなしのぶさんが可愛すぎるぅぅ！！ (2021年2月14日 8時) (レス) id: 4438656c34 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - いちごらてさん» おおおおおお！！考えてくれてる！！貴方は神様か！？ありがとうございます！！希蝶に、蝶羽....いやぁ...この二つを選ぶとなると....難しいですよねぇ....どっちもいい苗字....ありがとうございます！！使わせて頂きます！！ (2020年8月13日 6時) (レス) id: 54d7da3149 (このIDを非表示/違反報告)
いちごらて - しのぶさんの苗字希蝶（きちょう）とか蝶羽（ちょうう）がいいと思います！（蝶羽って何か変な気がする…） (2020年8月13日 5時) (レス) id: 8c69c4b994 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - 更新しますぅぅぅぅ！！！なんと！？「楽しみ死」ですか！？死なないでくださいぃぃぃ！！........でも楽しみと言ってくれてありがとうございます！ (2020年8月4日 22時) (レス) id: 54d7da3149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さらさ | 作成日時：2020年6月6日 18時
