検索窓
今日:158 hit、昨日:263 hit、合計:83,308 hit

23話 ページ23

6時間目

os「め、めぅ…Aどなんしたん」

早めに2-1に入り準備をしていた時
ぬるい風の様に背後にいたA

どうやら、5時間目を保健室ですごした
らしい。それの証明書にサインが欲しい、と

os「ええけど、…はい。」
「あざっす」
「んじ、os「どなんしたん、その傷」

os「…なんかあったんやろ」
「いえ、何も別に」
「あんたには関係ないです」

os「…」

席に戻り腕で顔を隠された
今日もあいつは居眠りやな



それにしても、あんだけ、ガーゼ
だらけなら心配するよ?



ut「…A、ど、どなんしたん」
kn「お前にしては傷だらけやん」
sha「いたい?」

「…」

かかわるな、と忠告した3人が
群衆のように集って俺に
質問攻め

答えるのもめんどくさいから
黙秘権を行使しているが、…

効き目は無さそうだ

kn「おい、答えろ」
「いッ……」
「…不良なら、やること分かってんだろ」

「こうなりたくないなら、俺に近づくな」

sha「…負けたん?」
「……引き分け」

ut「…」

Aは、まじで喧嘩をしてきたらしい
…きっとあいてはあのゾムや。ロボロから
聞いたけど5時間目あいついなかったんやって


…なんで、?

「…もう、俺にあんま関わるな」
「危ない道選ぶ必要はないだろ」

「…」

ut「…」

なんで、俺らを突き放そうとするんやろ
今朝なんてLI〇E交換してくれたやん



───
放課後

某ホテル


「…」

今日は、××さんの相手。
この人は傷つける趣味があるから
俺の体は丁度いいらしい

愛用の鞭をもって息を荒げながら
近づく××さん。

ジャンクフードしか食ってなさそうな
体格は重しとして活躍し

俺は逃げる隙もなく鞭を打ち付け
られていく。

痛いけど、金が入るなら…


───
深夜

Aの家


「……」

やっと。1日が終わった。
今日3人…どれも痛い人ばっかりで
しんどかったな

集まった金を合計し、
安堵の息を吐いた瞬間力が入らなくなった。

俺の体の限界は近いことくらい
知っている。だけど、今ここで辞めたら
借金を返すのも、ちるを助けることも
出来なくなってしまう

それだけは、ダメだ。
俺は2つやらなくちゃいけないんだ



負けてられない

「…明日も、やるぞ」

…腹減ったなぁ

24話→←22話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
267人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あちき(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます! (3月26日 23時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
人間 - この作品好きです、、無理しないようにしてください! (3月26日 23時) (レス) @page34 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あちきさん» わざわざありがとうございます!これからも応援してます! (3月26日 12時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ミルクさん» すみません!今治しました💦 (3月25日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - (自称)の部分((自称))にするか「(自称)=俺」の部分の自称の()を消して自称のみにしないと反映されないと思います、分かりにくくてすみません。 (3月25日 16時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年3月25日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。