14話 ページ14
お昼
sha「…」
kn「…」
ut「…」
3人の視線は、あいつに一直線
噂と現実が離れすぎているあいつ
カツアゲ、恐喝、暴力で手を染めている
と言われていたあいつ。
ペンを拾って、教科書を貸して、
パンを奪い返すA
どっちが本物なんや
「…」
ぐぅ
ut「!…」
あいつの腹から小さな叫び声が聞こえた。
そういや、Aってむっちゃ細いよな
飯食ってへんちゃうんか
何かを思いついたシャオちゃんは、
あんだけ不良怖い!とか騒いでたのに
Aの目の前にたち、パンを見せてる
sha「食いたい?」
「いらん」
sha「…お前、不良ちゃうやろ」
「…」
ut「シャオちゃん…?」
sha「お前さぁ、こないだからいい子ぶりやがって」
sha「お前みたいに、俺は何もしてないよ?みたいな格好しながらどんどん有名になるやつ羨ましくてしゃーないねん!!」
kn「は?」
ut「え、ぇぇ…」
シャオちゃんは、日頃から
その不満をかかえていたらしく、
今パンを拒否されたことで爆発した
ずるいだの、俺だってチヤホヤされたいだの
こないだ女の子がお前のこと素敵やと
言ってたなど、
聞いてて恥ずかしい言葉をぶつける
俺とコネシマの顔が赤くなっていったやんけ
いつも通りにつまらなさそうに聞き終えた
Aは立ち上がり、少し睨んだあと
「…あんたも、人気だろ」
「俺みたいに、悪名で知られるより」
「あんたの純粋な野球好きのほうが」
「いい名前の知られ方だと思うよ」
sha「…」
Aは、パンはいらん。と
突き放してどっかにいった。
てっきり喧嘩でもするんかと思っていた
腰が拍子抜けて少し曲がる
sha「あいつ、大人すぎるだろ」
kn「全然不良ちゃうな」
ut「…にしても、痩せすぎなんじゃ」
sha「…」
───
図書館
em「…」
「…うっす」
em「…今日のご飯は?」
「無いです。あ、昨日の朝と昼にトースト食いました」
em「…」
こいつ、死ぬよ??
Aさんの細い腰は
教師としてあらぬ欲を誘うトラップ
噂によれば、そういう行為をしてるんですよね…
ま、どーてぃの俺には無理やろうけど!
em「…Aさん」
「ん?なんすか」
em「太らんと、か、か彼「いりませんよ」
em「あ、多様性の自体やから恋人って言うたほうが、」
「いや、どっちも」
「きょーみないんで」
em「…」
「何しゅんってしてるんですか」
いみわからん
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あちき(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます! (3月26日 23時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
人間 - この作品好きです、、無理しないようにしてください! (3月26日 23時) (レス) @page34 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あちきさん» わざわざありがとうございます!これからも応援してます! (3月26日 12時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ミルクさん» すみません!今治しました💦 (3月25日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - (自称)の部分((自称))にするか「(自称)=俺」の部分の自称の()を消して自称のみにしないと反映されないと思います、分かりにくくてすみません。 (3月25日 16時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2024年3月25日 14時