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77話 ページ27

「渡してきたよ」

ちる「あ、りがとう」

rbr「んお疲れさん」
syp「お疲れ様っす」

「…」

3人に妙な空気が流れている
何かあったのか?…ちるは
普通だし気のせいか

流石に長居はお互い辛いはずやから
ちるに別れを告げて3人は帰宅
そして、3人も別れる

のつまりだったのに



rbr「A、いつでもうちにとまってええよ」
syp「俺も。飯食いに行くだけでもええ」
「は、?…いらんよ」

2人がやたらと距離が近い。
まるで恋人か家族
早く離れたいのにな

rbr「あ、今度Aの家で遊ばんか」
syp「いっすねたこ焼き器持ってきます」

「俺はバイトで家にはおらん」
「…ちるに何言われたのか知らんけど」
「俺に構うんじゃくてあいつと話してやってくれ」

「んじゃこっちやから」


rbr「…」
syp「…たしかに重症ですね」

走り去ったAさんは、ちるの
言う通り友達作りは下手くそ
そして、

syp「ちるがいるのに、俺なんかは…って罪悪感で遊べないんですね。多分」
rbr「せやね…」

今までの行動が少しわかった気がした


rbr「でも、俺らも諦めんからな」

───



gr「A、体育祭がおわって初だな」
gr「疲れがまだ残っているだろう。今日は優しく抱いてやるぞ」

「…」

グルッペンさんのリップサービスに
鳥肌をたたせる。本人は本気なのだろうか

gr「ん、…A。たまには裸でしてもいいだろ」
「着衣が条件っていいましたよね」
gr「俺の裸は見る癖にか?」
「語弊」

口で必死の抵抗をするが無に等しく
いつの間にか彼によってありのままの
姿にさせられいつの間にか事が進んでいる

俺はただ彼が気に入るような
声や動きをすればいいだけ。彼を
満足させれば終わり。

ちるにはいえない仕事


gr「…」




gr「A、……寝たか」

久しぶりともありつい
羽目を外してしまった。愛しの嫁は
裸のまま深い夢の中だ。思わず
また息子が起き上がりそうになったが

やらないだけましだろ?

gr「…ほんま愛しい」

Aの頬は柔らかいスポンジのよう
喰ってしまいたい

gr「好きだぞ、愛している」
gr「A、どこにも行かんといてくれ」
gr「君は私の嫁なのだ」

gr「……これからも、」

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年3月28日 22時

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