Day 19 ページ19
て「はぁ、いよいよ俺とりょうだけか〜」
り「としみつは信じてたのにー!」
と「わりぃな」
ついニヤッと笑ってしまうと、調子こくなー!と2人から大バッシングを受けた。
虫「でも復縁して正解だったと思うよ。始め、別れたって聞いた時超びびったもん」
し「俺も。結婚すると思ってたもん」
ゆ「初めてAちゃんに会った時の衝撃は凄かったなー。体中に電流が流れる感じで…」
と「お前それ一目惚れと同じじゃねぇか」
確かに、俺も復縁してよかったと思っている。
あまりいい方に聞こえないかもしれないけれど、Aがまた隣にいるのが嬉しくて堪らなくて毎日の俺の活力になっている。
また同じことを繰り返すのはもうごめんだから最近は2人の時間を大切にしている。
て「別れたばかりのとしみつ、ほんっとうに精神不安定だったよな」
り「お酒飲んで酔うといつも泣きながらその話だったもんな(笑)」
と「記憶ねぇなぁ」
て「んで?今どんな感じなの?」
と「昨日は家で映画見たくらいかな」
虫「え!それはえっちな方向へ…」
と「アホか!俺もいい感じの雰囲気作れたからいけるかもって思ったけど寝てたわ!」
し「え、あのAが映画を見て寝るだと…」
ゆ「いがーい」
と「まぁ、まだまだ先かな」
り「今日はなんか予定ないの?」
と「んー、ないかな」
て「ええ!?もったいな」
し「駅まで迎えに行くくらいしたら?」
と「あー、それいいな」
しばゆーからアドバイスをもらった俺は早速AにLINEをして、駅で待ってると送った。
、 、 、 、 、 、 、
いい時間になってみんなと別れ、今俺は車の中でスマホをいじっている。
目の前にはちょうど岡崎駅があって、ここからならAが出てきても分かるだろうと張っていた。
数分後、コンコンと窓を叩く音が聞こえてそちらを向くと手を振っているAがいて慌ててドアを開けた。
「あー、疲れた」
Aが入ってきた瞬間、車内にAが付けている香水の香りが充満した。
と「おつかれ」
「ん、ありがと」
「初めてじゃん、迎えに来てくれたの」
と「まぁー、そういう気分」
「へぇ、そういう時あるんだ」
ふふっと笑うとAは瞼を閉じた。
「寝ていい?」
閉じた瞼を少し開けて聞いてくる。
眠そうなトロンとした目がなんとも言えない可愛さだった。
と「いいよ」
Aはこうして俺を癒してくれる。
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りんごじゅーす。(プロフ) - amichinさん» 失礼しました(汗)教えていただき、ありがとうございます! (2019年6月29日 23時) (レス) id: 978193e2f8 (このIDを非表示/違反報告)
amichin(プロフ) - 半ば強引ははんばではなく、なかばと読みますよ! (2019年6月28日 3時) (レス) id: f6d131a32e (このIDを非表示/違反報告)
りーちゃん(プロフ) - とても面白い作品ですね!(*^^*)更新楽しみにしてます! (2019年6月14日 22時) (レス) id: 41e7cff00a (このIDを非表示/違反報告)
えま(プロフ) - はじめまして!楽しく読ませていただいています(^_^)!細かいかもしれないですが、19歳で大学院に通っているというのは年齢的に合わないかなと思います、そこが気になってしまいましたがお話はすごく面白くてこれからの展開が楽しみです!…細かくてすみません (2019年5月23日 12時) (レス) id: b56ed7d6b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんごじゅーす。 | 作成日時:2019年5月18日 20時