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『…あのね、実はコレ……』
恐る恐る、ようやく爆豪くんに本当のことを話す。
私の手に乗った香水を見た爆豪くんは、パチパチと何度か瞬きを繰り返すだけで何も言わない。
…き、気まずい……っ！
「……香水変えたって、こういうことかよ。」
『ご、ごめんなさい…恥ずかしくて…言い出せなくて…』
こんなことで少しすれ違ってしまったのかと、呆れられたよね。
「…ふざけんな。」
『ご、ごめんなさ…』
もう土下座でも何でもしよう！…そう思って、爆豪くんの顔を見たら
「やることが可愛すぎンだよ死ねや！！！」
…顔は真っ赤にして、手の甲で口を隠しながらそっぽを向く爆豪くんの姿が。
そんな風にわかりやすく照れたの…初めて見たかもしれない。
『ひ、引かないの…？怒ってない？』
「テメェの可愛さに引いたわクソがァ！！！
俺に黙って買うなや！！」
"可愛い"
極たまに、本当に極たまに言ってくれるその言葉で私なんて簡単にニヤけちゃう。
…買ってよかったな。
「……でも、ほんとはテメェは買う必要ねェんだ。」
『え？どうして？』
「商品説明、ちゃんと読んだんか。」
『うん…』
爆豪くんは私の手から香水を奪うと、自身に1プッシュふりかけた。
そのまま、片手で私の腰を引きつけると耳元で囁く。
「この香水のコンセプト、テメェなんだわ。」
『……へ？』
私が少し動くと、爆豪くんの首元から香水の甘い匂いが鼻を掠める。
耳元で囁く掠れた低い声と相まって、体の奥がｿﾞﾜﾘと疼く。
…この香り、私をイメージして……
�牋貊屬累蠅瓩�も逃がさない、強さと美しさをあなたに��
『そ、ういう…こと……』
「今度はそっちが照れる番かァ…？
顔赤すぎんぞ、Aチャン。」
『……やだ。
爆豪くん、甘すぎて辛い…っ』
こんなの……どうしたらいいの。
嬉しすぎて、好きすぎて、恥ずかしすぎて、どうにかなりそう…っ
何も知らずに、ただ爆豪くんのビジュがカッコよすぎて買っただけなのに…！
「んとに、テメェは可愛い奴だなァ？」
『あんまいじんないで…！』
その日の夜は甘い空気のまましっかり愛されて、翌朝ブロマイドに特別にサインを書いてくれた。…悪い笑顔を浮かべながら。
私の初めての推し活は、もはや大成功どころの話ではなくなってしまった。
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まなみ(プロフ) - いや、ケミィ先輩めちゃくちゃイイ女…！！そして、士傑メンツとのシーンが予想外に好きでした！士傑メンツの口調とかやりとりのリアリティが！そして、言わずもがな。リアリティさ残しながらもほぼほぼ出来上がり過ぎてるくらいの溺愛具合の爆豪くん最強です。 (2023年3月14日 18時) (
レス) @page50 id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なな姫さん» お待たせいたしました…！！！きっとあの2人は何年経っても、死んだ先でも、仲良くなることはないんでしょうね…最高だ(?) (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なつとんさん» いい加減デートさせんとダメですからねっっ！！！！♡(?)かっちゃんと旅行行きてぇな… (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - 士傑高校の回！！待ってました！！！相変わらずのかっちゃんと肉倉先輩で萌える♥♥ (2022年12月21日 8時) (レス) @page50 id: d61250ad0a (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - ちゃっぱさん» 目指しましょう…！！旅行！！旅行だ！！待ってました！ (2022年12月21日 0時) (レス) @page50 id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年9月26日 19時
