大きな小人の恋 3【HQ!!】[星海光来]

疑似マネージャーその9 ページ40

星「！？」




扉を開けると体育館まであと一歩のところに倒れているA。




星「A！A！！どうした！？」


声をかけても反応がない。





星(やべぇ、どうすればいいんだ！？)









Aを見ると、真っ赤な顔で汗をかいている。
顔を触るとあまりの暑さに思わず手を退けた。





星「幸郎！！」


昼「どしたの光来くん、大声出して〜」





ひょこっと扉から幸郎が顔を覗かせた。


俺の顔を見て、はっとしたように焦る。




昼「A！？どうしたの！？」



星「わかんねぇ！けど、、倒れてんだ！！」





俺らの声に他の部員もなんだなんだと顔を出す。
Aが倒れてることに気づいたやつからざわざわとしだした。





諏「光来、どうした？」

星「！す、諏訪さん！A、Aが！」

諏「！大変だ、すぐ涼しいとこに！監督には言っとくから行け！」

星「〜ｯ！ハイ！！！！」






体の熱いAを抱えて、走り出す。



こんな汗だくで…水分取れって言ったのに…！！！！


Aを失ったらどうしようという不安と俺がもっと見てれば、って後悔で、頭がおかしくなりそうだ。







練習で疲れてるのなんて吹っ飛んで、今はAを1秒でも早く寝かせたかった。









星「くそっ、、、A、、、！！！！」

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