深澤兄妹3

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目黒side


岩本くん達と佐久間くんの足見てたんだけど、

少し捻ったくらいで大きな怪我はして無さそう。




こっちは人手も十分足りてるみたいだし、


俺はさっきから反対側で苦戦してる

ふっかさんたちの方へ移動した。





すれば、案の定固定して欲しいと言われ、

やっぱりなって少し笑ってしまう笑






痛さと恐怖で不機嫌度MAXのAちゃんが

少しでも落ち着けるようにと、



俺は、Aちゃんの後ろに座り、

バックハグでホールドしながら両手を握った。



目「大丈夫だよAちゃん 手握っとこうね」




貴「ねぇ、強く触んないでぇ、涙」


阿「うんうん 優しくして貰おうね？^^」





深「よし じゃあちょっと何ヶ所か触らせてね

痛かったらすぐ言って？」




もう既に青紫色に腫れてきてるAちゃんの足首。



あれ、触られたらめっちゃ痛いんだろうな〜、、

Aちゃん絶対泣くだろうな〜、、



なんて想像しながら

少しだけ固定の力を強めた。





深「ちょっとごめんね〜 ここどう？」


貴「っﾋﾞｸｯΣ！ いたぃっ！！ ふぇ、、うぇーーん涙 」




深「ごめんごめん、苦笑 ここは？」


貴「んぁっ！ いだぁい！ ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ ふぇーん、涙」


目「痛いね、 がんばれ がんばれ」




貴「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ はなぁして〜！！ うぇーーん、怒涙 」


目「終わったらね〜」




阿「偉い偉い 頑張れてるよ〜A」



目「Aちゃん凄いじゃ〜ん！」



なんて、ご機嫌をとってみるけど、

もちろん効果はゼロ笑


足首を触るふっかさんの手を退けようと必死で

聞く耳も持ってくれないし、


その手を俺が阻止するから怒りながら泣いてる笑




こんな時に不謹慎だけど、

ちょっと可愛いなって思ってしまった笑




深「最後ね？ ここ痛い？」


貴「うぇーーん涙 離してぇ！怒涙」


深「痛いね笑

よし！終わり終わり！！ よく頑張りました〜」


なんて言いながらタオルでAちゃんの涙を

拭いてあげてるふっかさん。




阿「よく頑張ったね〜！」



何とか触診は終わったけど、


実は捻挫か骨折か見分けるチェック項目って

もうひとつあるんだよね笑



これ出来んのかな？？

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