深澤兄妹3

・ ページ18

深澤side


ストーカー被害に遭ってると、

Aが相談してきた。


正直、突然すぎて信じられなかったけど、


泣きながら相談してくるAの姿を見て

本当なんだと思い知らさせる。



その後、

事務所に相談したいとマネージャーに話せば、

すぐに対応してくれて、


今はとある会議室に俺とAとマネージャー。

そして、滝沢くんが来てくれた。





滝「まずは、警察に被害届を出すかってところなんだけど、

Aはどうしたい？


警察に言えば動いてくれるとは思うけど、

記事が確実に出る思う。


どんな感じで記事が出るかは分からないけど、

混乱を抑えることはこっちからも出来るから。」



貴「、、、、。」


深「俺は、警察にお願いした方が良いと思うよ？」


貴「ぅん、、」



滝「ちなみにストーカーの人は誰だか思い当たる人いる？

顔とか見たりした？」


貴「思い当たる人はいないです。でも、多分男性でした。

顔は見れてないけど、足音と身長的に大きかったから、、」



滝「男性か、、 わかった。

とりあえず、事務所のスタッフとも連携して、

誰かしらそばに付けるようにする。


ふっかも忙しいとは思うけど、

なるべくAのそばを離れないようにして。」


深「はい。もちろんです。」


滝「メンバー内でも情報を共有しておけ。

もしかしたら業界内のスタッフかもしれないし、

何があるか分からないから。」


深「わかりました。」


滝「Aはなるべく一人で外を歩かないようにして？

学校も誰かが送迎出来るようにしておくから。

どうしても出来ない時は必ずタクシーに乗りなさい。

お金は事務所から出す。だから遠慮なく乗ってくれ。


安全を第一に考えてな？」


貴「分かりました。ありがとうございます。」


滝「うん。全然だよ。

タレントを守るのが俺らの仕事だからね^^

もし、また何かあったら必ず連絡して。じゃあよろしく。」



という感じで話し合いは終わり、

その日のうちにメンバーにも

マネージャーから事情を伝えられた。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す