collaborateur2

病室 ページ22

side Tatsuya

風「こちらです。」

風見さんに連れられて俺らが来たのは警察病院のICU。

入るまでに厳重なロックとたくさんの見張りの警察官。

一枚ガラスを隔てた先にいろんな管に繋がれた康二がいた。

目「康二くん来たよ」

宮「康二〜」


俺のせいで康二は今も目を覚さない。

康二じゃなくて俺が撃たれてれば…

深「こーじぃ、、、ごめんね、、、」

岩「…ふっかのせいじゃないから。」


？「初めてお見えになる方々ですね？」

現れたのは若い男の人。

？「向井さんの担当医の米谷です。」

深「先生…」

阿「康二の容態は…？」

先「一命はとりとめました。ですが予断を許さない状況です。それと…心肺停止時間がボーダーの5分を過ぎてしまいまして、目が覚めても後遺症が残る可能性もあります。」

阿「そう、ですか…」

ラ「康二くん…ｸﾞｽ」

…衝撃だった。ラウは泣くのを堪えきれずそのまま目黒に抱きかかえられていた。

他のメンバーも誰も泣いてはいないものの立っているのがやっとでそれ以上はなにも話さなかった。



佐「…康二は絶対目を覚ますよ。ねぇ、みんな明るくいようよ。こんなに暗かったら康二が目覚ましたとき悲しむよ？ね？」

…こういうときSnowManの元気印はほんとに頼りになる。

みんなの雰囲気が少し柔らかくなった。



でも、俺はしばらく立ち直れそうになかった。

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