ヒロインとモブインに挟まれてしんどいのでマネージャーやめてぇ〜〜〜〜〜！！！！【HQ!!】

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そう…それは、

中学2年生の二学期、文化祭の時期の話である。




私は今と変わらず顔のいい人間に弱く

日々顔面国宝が文化遺産的なものにならないかと

考えていた。




なんか……とにかく偉い人が…

なんかとにかく顔のいい人間を保護して…

なんかライブやチェキ会とかやって…

ブロマイドとかアクキーとか作ってくれないかな…




とかあまりにも中身のないことばかり考えている

普通の中学生だった。
























てかそれはアイドルでは？

今の私はそう思います。






あれ？話それちゃったな…


ええと、その文化祭準備をしている時、

突然だが、私はある欲望に支配された。








そう



美少年の女装が見たい、と。












私のクラスの出し物は掲示物展示の為、

女装させる理由がない。




だけど、体育館でやるイベントであったよな、

毎年ウケ狙いの男子ばかりが出場する女装コンテストが…




そういえばいずれコスプレしたいらしい友達が

メイド服作りたいって言っていた…

お針子のツテはある…




あとは顔が良くてそこそこ仲が良くて

ワンチャン女装してくれそうな人といえば…



































全てが整った瞬間だった。


今考えても天才だと思う。






それからはもう必死で

どうやって女装まで漕ぎ着けたかは覚えてない。



でも私は実現させたのだ、

国見英のミニスカ猫耳メイド姿を。

そしてついでに優勝もいただいた。







文化祭以降しばらくの私は、

多くの女子、そして1部の男子からは神と崇められ、


国見からは蔑みの目で見られる様になり

１ヶ月口を聞いてくれなくなった。



でも全く反省もしてないし後悔もしてない。

何故って大好きな先輩マネにも褒められたから！

わざわざ中学の文化祭見に来た甲斐あったわ！！！！

って言ってたし！！！



















『ということもありましたね…』


思い出して思ったけど次はチャイナがいいな…


「絶対ろくなこと考えてないだろ」

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