白依存症【五条悟】

#14 ページ15

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「よーし、ルールを決めよう！」

突然悟がそんなことを言い始めたので、思わずは？と聞き返す。

『ルール？』

「そ。ルールさえ決めとけば、Aも線引きが出来るでしょ？あと、破った時のペナルティも考えなきゃね」

ペナルティって…もう散々してるだろうが。

「違う違う。ずぇったい有り得ないけど、もし僕がルールを破ったら、君がペナルティを与えるんだからね？その内容も決めとかなきゃ。
僕の方もちょっとペナルティの内容決めてた方が楽だしね」

…はぁ、一体何を言い出すのやら。呆れた。

『マジビンタでいいだろ』

「え〜〜っ、そんなの全然ドキドキしないよ！！もっと楽しみたいじゃん！」

『知らん。私はお前みたいにサディスティックでもサイコパスでもないんだ、それで十分だろう』

「誰がサディスティックよ〜、Aのその鉄仮面みたいな表情が崩れるのが可愛くてやってるだけで、僕はそんな嗜好は持ち合わせてないよ」

『どの口が言ってんだよ』

ちなみにサディスティックもサイコパスも、全て私に限る…と、思う。つかその考え自体がSだろうが。

「ンーだめだめ、もっとなんかこう、お仕置きらしいお仕置きがいい！」

『…例えば？』

「例えば？…んーとね、██とか██、あとは██に██して██とか…あとは」

『オイオイオイ待て待て待て』

██つけさせるなやめろ。いい歳した教師が何言ってんだよ。

ああそういや此奴この前野薔薇のスカート履いて遊んでた野郎だったわ。

存在自体がNGワードだったな。すまん。

「え、何存在自体がNGワードってどういう事！？」

『そのまんまの意味だろ』

「は？？襲うよ？？」

『ほらそういうとこだよ』

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