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『ねぇ、なんで優斗くんはココに来たの？』
俺の方が身長があるおかげで
彼女は顔をこちらに上げながらも、
自然と上目遣いをする
うう、可愛い…という気持ちをゴクンッと飲み込んで、俺は平然な表情を浮かべながら会話を続行させた
「友達の叔父さんがココにある海の家でバイトしないかって誘ってくれてさ。昨日から働いてるんだ」
買い出しを頼まれて良かったーと思うのは
きっと今日だけだろう。
この先も一生ない自信がある
『そうなんだ』
だってこんな幸せは
もう訪れないと思うから。
海沿いの道を、時々肩をぶつけちゃいながらも
ふたりはゆっくり歩み進める
２つあったはずの荷物は、
恥ずかしいけど女の子の君に
持たせてしまっていたんだ
「持つよ」と言ってくれた彼女に
何回か拒否をしたのに、結局折れたのは俺で……。
一番軽いのを渡したけど、
Aちゃんに持たせるなんて情けないなぁ、
『それにしても、暑いねー』
だけど、君はそんなことなんて全く気にしない。
Aちゃんが暑そうにT
シャツの首元を掴んでパタパタさせれば
こちらには髪が揺れて、
シャンプーのいい匂いが風に乗って届いた
これ以上俺をドキドキさせて
君はどうするつもりなんだ、
「ね、ほんと暑い」
とも言えず。
行きはあんなにも長く感じた道のりは
海の家にたどり着いたせいで
あっという間に終わりを迎えてしまった
「またね」
『うん。バイバイ』
手をフリフリさせて
白いスカートをふわっと浮かせた君
また、会ってくれるんだ、って。
何気ない君の一言にさえ、
そんな反応をしてしまうのは
さすがに変態扱いされちゃうかな、
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みーま(プロフ) - 最後においシャンの歌詞でてきてやられました……🤦♀️作ちゃんの良さめちゃくちゃ詰まってます！！ありがとうございます！！！ (7月27日 14時) (
レス) @page41 id: e266a86186 (このIDを非表示/違反報告)
hiレベルな小５ - こんな素敵なお話ありがとうございました！ (2020年2月17日 18時) (レス) id: 62d5677c5a (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっきー(プロフ) - ハヤテさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！^ - ^ (2019年8月26日 2時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 面白かったです！《*≧∀≦》私の暇な夏休みにぴったりなお話でした！ (2019年8月22日 19時) (レス) id: ef8049b1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はいはいこらぼ
x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年8月13日 22時
