強火室担の紅一点は黄侍の妹 Part9

35 ページ35

「そうやねん」


文一「まぁ良かったんちゃう？」


「そーやんな」


文一「おん」



〜数時間後〜



「きーくん今日帰られへんかなぁ」


将也「んー…どーやろな…お母さんも帰って来おへんしなぁ…」


「うーん…今は寝れてるからええねんけど」


崇裕「そやなぁ」


ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙ


「はーい？」


？？『お嬢？』


「あらきーくん。どした？」


龍規『帰れそうにないわ』


「あ、そっかぁ…お母さんも帰って来てないねんけど〜…」


龍規『そうか…家の事は将也に聞いてや』


「分かった。なるべく早めに帰って来てな」


龍規『おう。頼むな』


「はーい」ﾌﾟﾂｯ



「帰れそうにないって」


将也「そっか…」


「うん。疲れらしいで？熱出たん」


大智「疲れかぁ〜…」


「うん」


龍太「…ん……」


薫太「ん？龍太？」


龍太「…んぅ……っ…」


「…龍太？起きれる？」


龍太「…っ…んっ…」


「龍太」


龍太「…ﾊｧ…んっ…」


「大丈夫？」


龍太「ﾊｧ…ﾊｧ…」


「…大丈b…」


ｷﾞｭｯ


「え…龍太…？」


龍太「ﾊｧ…ﾊｧ…」


崇裕「…変な夢でも見たんちゃう？」


「…あぁ…なるほど…」


龍太「ﾊｧ…ﾊｧ…」


「しんどい？」


龍太「ﾊｧ…ﾊｧ…(ｺｸｯ」


「自分の部屋行く？」


龍太「…ﾊｧ…ﾊｧ…いか…ん…」


「何で？ソファーで寝るより楽やで？」


龍太「…さみしぃ…」


「一人ちゃうよ？うちも居る。部屋行こ？」


龍太「………」


「…嫌？」


龍太「…ぃゃ…」


「何で？ソファーで寝ると体痛なんで？」


龍太「…ぃーの…」


「…そう」



薫太「珍しいぞ。あの龍太がお嬢に甘えてるなんて」


政氏「ホンマやね」


崇裕「こっそり撮っとこ」


照史「何に使うねんw」


崇裕「え？かるーい脅し？w」


大智「こーわっ…w」


崇裕「ま、龍太に使うけどw」


淳太「そやろな…w」


文一「顔真っ赤にするやろな」


菊岡「確かにw」


将也「お兄ちゃんにも送っとけば脅せる」


崇裕「そやな。室くんにも送ったろ」


文一「可哀想…w」


菊岡「ホンマやわ…w」


崇裕「ふふw」


ﾊﾟｼｬｯ


崇裕「送ったろ〜」


大智「悪魔やわぁ」


崇裕「ふふふw」



〜翌日〜


淳太「んーっ…」


照史「あ、おはよ」


淳太「おはよ」


照史「まだ誰も起きてへんよ」


淳太「そか…龍太よくなったかな」


照史「多分ね」


淳太「なってるとええな」


照史「うん」

36→←34

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す