強火室担の紅一点は黄侍の妹 Part9

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崇裕「俺ら全力で止めたけどなw」


「そう」


菊岡「まぁそうやろなw」


「まぁね…wうち日本に帰って来て、初めに会ったのが関西Jr.やったもん」


龍太「何も知らされてないからめちゃくちゃビビったけどなw」


「あ、ホンマ？ごめんなぁ？空港から走って来たんやでw」


龍太「そうやったんや」


「うん」


文一「抱き着いたん」


「抱き着いたw」


龍太「あれキャーちゃうで。悲鳴やで？」


「悲鳴なん？w」


龍太「悲鳴やろw」


「んふふw」


薫太「嫌ちゃうの？抱き着かれるん」


龍太「嫌ではないけど…その…飛び乗られるのは嫌かなぁ…」


「あ、抱き着くのはええの？」


龍太「…まぁ…飛び乗られるよりかはね…」


「じゃあこれからは抱き着くようにする」


龍太「そんなん好きにすればええわw」


「んふふw」



〜数時間後〜



「龍太寝てもうたねぇ…」


薫太「疲れてたんちゃう？」


「そーやね…不安なのかなぁ…」


大智「え？」


「頼れる人が居ないのかもしれんなぁ…」


文一「…俺も居らんしなぁ…」


「うん…不安なのかもね。デビューの事も…そうやし…自分が最年長になったからまとめなきゃ…っていう…責任感もあると思うし…小さい子らの手本にならなね…アカン存在になったからねぇ…」


菊岡「そやなぁ」


「…いつかデビュー出来たらなぁ…」


崇裕「お嬢…」


「度々関西Jr.の所には顔出してるけどさぁ…やっぱり…まとくん達とか、康二や龍太は、歴も長いから…不安や焦りも感じる訳やし…後輩らがね？デビューしてさ…悔しい思いもしてると思うねん。けど…そこで諦めないのは、デビューしたいって思いがあるからやと思うねんな」


龍規「…多分、龍太にとっても…お嬢は特別な存在ちゃうかな…」


「え？」


龍規「唯一…本音？弱音とかが、吐ける相手なんちゃう…？」


「そうなんかな…」


文一「多分な」


「…そーやと嬉しいな」


淳太「そやね。苦労人が多いからねぇ…」


「そーやねんなぁ…諦めてほしくないな」


照史「そやなぁ…俺らがJr.やった時の曲を、今の子らが歌ってくれるのは嬉しいけどさ…その…辞めてしまった人らも居るんやで、って事を、知っといてほしいよな」


「うん。何か…関西Jr.に入ったら大体の子らがやりたいって言う曲があんねんて」


政氏「何なん？」


「BIG GAMEやねん」


龍規「そうなんや」


「うん。…うち嬉しい所があんねん」


淳太「え？」

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