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龍太「康二や大吾たちと色んな所に出掛けて写真撮ったりして…終活?ですかね」


章大「そっかぁ…」


龍太「…死にたくないですけど…これが運命なら仕方ないです」


章大「…手術…せーへんの?」


龍太「…僕はもう…諦めましたよ」


章大「何で?まだ若いんやから…」


龍太「だって…腫瘍が手術しにくい所にあるから…1回手術してから…もう…」


章大「龍太…」


龍太「…安田くんはまだ良性だっただけマシですよ。僕みたいにならなくて良かったですよ」


章大「…っ…」


龍太「…それでも、僕は最期まで舞台に立ち続けますから」


章大「…そか。頑張れよ」


龍太「はい」




ー数日後ー


エイト楽屋


ガチャバタンッ


亮「章ちゃん!」


章大「やっほ」


忠義「大丈夫?」


章大「…うん」


裕「どうした?」


章大「いや…病院でな、龍太に会ってん」


信五「おん」


章大「手術…諦めたって言うてて…」


隆平「え?」


章大「その…腫瘍が難しい所?にあるらしくて…」


忠義「そっか…」


章大「でもな…最期まで舞台に立ち続ける…って言うてた」


裕「…カッコええやん」


信五「ホンマやで。…変わったで、龍太も」


隆平「ホンマやね」


裕「見守るだけや。俺らは」


忠義「おん」







関ジュ楽屋


ガチャバタンッ


康二「おはー」


大吾「おはよ」


康二「おっす。まだ大吾だけ?」


大吾「そやで」


康二「そっか」


大吾「龍太くんどうやった?」


康二「んー…俺な、ずっと龍太くんと一緒に居りたいねん」


大吾「うん」


康二「でもな、それもいつまで一緒に居れるか分からんやんか」


大吾「え…?」


康二「文一くんみたいに卒業しちゃう…かもしれへんし…」


大吾「あぁ…そうやね」


康二「…だから、俺、龍太くんの前では絶対に泣かへんて決めてん」


大吾「何で…」


康二「だって…笑っててほしいって言うてたから。だから泣かへんて決めた」


大吾「…辛い時は泣いてもええねんで」


康二「…その時は胸貸してな」


大吾「もちろんや」


康二「おん」


ガチャバタンッ


正門「おはよう」


大吾「おはよ」


丈「はよー」


康二「はよ。丈」


丈「龍太くんと流星来てへんの?」


康二「まだ」


丈「ふーん。そっか」


大吾「ま、一緒に来ると思いますけどね」


丈「あぁ…w」


正門「丈くん龍太くんの事好きですもんね」


丈「はぁ?」


康二「照れんなよー」


丈「照れてへん!」

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むにゃむにゃ団子 - 君の膵臓を食べたい、、、、、、、、、、、、、、、、、? (2019年10月19日 9時) (レス) id: b07ee6c15c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:室担の黄色ジャス民 | 作成日時:2018年8月29日 2時

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