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淳太「…もし…ホンマに神様が居るなら…」
照史「…うん」
淳太「俺は…龍太の病魔を、取ってくださいって願うと思う」
龍規「淳太…」
淳太「…健康だから病気にならない、不健康だから病気になるって訳じゃないしさ…」
菊岡「そやな…」
淳太「それに…もし…龍太が気にしてない…とするとさ…」
文一「…俺らは何も言えへんよ」
淳太「…うん…」
政氏「…そうやんな…」
照史「…俺はそうは思わんなぁ」
薫太「え?」
照史「だってさ、あんなに頑張ってんのに…何で報われへんの?」
淳太「照史…」
照史「アクロバットだって出来るし歌も踊りも出来る。まとめる力だってある。ツッコミやってボケやって出来る。…アイツは何でも出来るんやで?それやのに何で報われへんのって思わん?」
崇裕「そやけど…」
龍規「…滝沢歌舞伎に出た時にさ…」
照史「おん」
龍規「…フロントに立つ資格は、今のお前にはないって言われたらしいんよ…」
文一「…龍太が…」
龍規「うん…それ…ずっと気にしてたんかもな…」
崇裕「…俺はそう思わんけどな…照史の言う通りやと思う…」
大智「俺も」
文一「…アイツには頑張ってほしいんや」
政氏「文?」
文一「俺らの分まで」
薫太「…ですね」
文一「…まだ2年ある」
政氏「え?」
文一「30になったら卒業かもしれん」
龍規「文…?」
文一「…俺、もうすぐ30やん?」
淳太「そやね…」
文一「卒業かもな」
皆「えっ」
大智「文一くん…」
文一「今年いっぱいやな」
菊岡「…そっか」
文一「…頑張ってもらわなアカンねん」
龍規「…そやな」
薫太「僕らも出来る事はやりましょ」
照史「せやな」
崇裕「俺らも傍には居られへんけど…」
淳太「様子見る事は出来るしな」
崇裕「うん」
龍規「俺も実家の方に帰るようにはするけど舞台中はさすがに無理やわ…」
政氏「そか…」
龍規「…将也に任せるわ…」
文一「お前も無理すんなよ」
龍規「分かってる」
文一「…ならいいけど…」
大智「…あ、薫太って今でも飲み行ってるよな?」
薫太「え?おん」
大智「色々と話聞いたれよ」
薫太「えっ?」
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むにゃむにゃ団子 - 君の膵臓を食べたい、、、、、、、、、、、、、、、、、? (2019年10月19日 9時) (レス) id: b07ee6c15c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:室担の黄色ジャス民 | 作成日時:2018年8月29日 2時