逢いたい

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照史「何してん」


龍太「あんな、俺最近ずっと体調が優れへんくて病院行ってきてん」


照史「うん」


龍太「…そしたら、病気やった」


WEST「え…？」


龍太「悪性脳腫瘍」


崇裕「嘘やろ…」


龍太「ホンマ。グレード3で、余命2〜3年って言われた」


照史「…ホンマに言うてんのか…？」


龍太「うん。5年生きれる可能性は20〜25%って言われた」


淳太「嘘…」


龍太「嘘やと思うやろ？ホンマやねん」


淳太「グレード3って…」


龍太「手術しない限り生きれないかもね」


照史「何で…平気そうなん…」


龍太「別に平気じゃないよ。でも、死ぬって決まった訳じゃないからさ」


崇裕「…そか…」


龍太「うん。今は何ともないから」


照史「そ…っか」


龍太「うん」






家


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


龍太「ただいま」


室母「おかえり」


龍太「お兄は？」


将也「東京〜」


龍太「そっか」


室母「どうした？」


龍太「…話があんねんけど…」


将也「お兄ちゃん居らんけど？」


龍太「また話すからいいよ」


将也「ふぅ〜ん…で、どうしたん？」


龍太「悪性脳腫瘍…っていう病気になった」


2人「えっ…？」


龍太「グレード3で余命2〜3年やって」


室母「嘘…」


龍太「…ホンマ。手術しない限り生きれないんやって…」


将也「そんな…悪性脳腫瘍って…」


龍太「…死ぬんかな。俺」


将也「お兄…」


龍太「…死ぬって決まった訳ちゃうしね」


室母「そ、そやね」


龍太「うん」



ー数日後ー


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


龍規「あれ？マーシー達も居たん？」


薫太「僕ら龍太に呼ばれたんすけど」


文一「俺も2人呼んでって言われた」


菊岡「どうしたんやろな」


政氏「お前何か知らんのか？」


龍規「ずっと東京やったから…」


菊岡「あぁ…」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


龍太「あ、揃ってたんですか」


薫太「どうしたん？」


龍太「聞いてほしい話があってさ」


5人「？？」


ー数十分後ー


政氏「あ、そうや。話って？」


龍太「あぁ…」


薫太「何かあった？」


龍太「…俺、病気になった」


5人「え…？」


龍太「悪性脳腫瘍っていう病気」


龍規「嘘やろ…？」


龍太「ホンマ。グレード3、余命2〜3年」


文一「そんなに…」


龍太「5年生きれる可能性は20〜25%」


薫太「嘘…」


龍太「ホンマやって…ずっと体調が優れへんくて病院行ってきた…そしたら病気やった」


政氏「マジか…」


龍太「はい」

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