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龍太side


今思えば体に異変があったのは結構前…


親より先に死ぬって何なんやろ……


考えても考えても答えは出ないけど……


??「どうした?」


龍太「…ううん。何も」


??「そか」


余命宣告もされて…家でじっとしとれって…あの塩麹に言われてさ…w


だから家でジーッと自分の部屋に居る


…リビング行こ


ガチャバタンッ



リビング


ガチャバタンッ


将也「あ、お兄」


龍規「どうした?何かあったならさっき言うてくれればよかったのに」


龍太「ううん。じっとしてるのも嫌やから」


龍規「そか」


龍太「うん」






関西Jr.


大吾「…康ちゃん、そわそわし過ぎ」


康二「だって…」


丈「大丈夫や!あの龍太くんやで?」


康二「うん…」


丈「這ってでも生きるって」


康二「…そやな」


丈「おん」



ー2年前ー


龍太「なぁ」


康二「どうしたん?」


龍太「大事な話があるんよ」


大吾「え…?」


龍太「あんな、黙って聞いてほしい」


丈「どうしたん?そんな真面目に…」


龍太「俺さ…病気になってもうた」


皆「え…」


康二「嘘…やんな…」


龍太「ううん。ホンマ」


大吾「どういう…事…ですか…」


龍太「頭痛が酷くてさぁ…病院に行ってきたんよ」


康二「え…?」


龍太「…脳腫瘍やって」


丈「治る…よな…?」


龍太「グレード3。余命2〜3年、って言われたから…手術しない限り無理かな」


皆「え…」


龍太「悪性脳腫瘍」


康二「何で…」


龍太「治らないって訳ちゃうけど…5年生きれる可能性は20〜25%」


丈「そんなっ…」


龍太「俺やって死にたくないし、生きたい。でも…生きれるのか分かんない」


康二「何で…」


龍太「…いつか、体が動かなくなると思う。歌やって踊りやって出来なくなる。それこそアクロバットもそう。いつかは出来なくなるんよ」


康二「嫌や…そんなん…」


龍太「治療やってしんどいと思うし…でも、周りが元気なら、俺も治療頑張ろうって思えるから、絶対に悲しい顔せんといて」


康二「でも…」


龍太「俺ら周りが笑ってくれてたらそれで…満足やから笑ってて」


大吾「…康ちゃん」


康二「分かった…」


丈「家族は知ってんの?」


龍太「ううん。帰ったら言うつもり」


丈「そっか…」


龍太「うん」


コンコン


ガチャバタンッ


康二「WEST…」


崇裕「暗っ…何かあった?」


龍太「暗く見える?」


照史「え?まぁ…」


龍太「それ俺のせい」

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むにゃむにゃ団子 - 君の膵臓を食べたい、、、、、、、、、、、、、、、、、? (2019年10月19日 9時) (レス) id: b07ee6c15c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:室担の黄色ジャス民 | 作成日時:2018年8月29日 2時

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