脳漿炸裂ボーイ４【跡部 景吾】

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「え……？」






「That's our place,go away(そこはオレ達の場所だぜ。どっか行けよ)」






私より恐らく3.4歳くらい年上の男の子達が

英語で話しかけてきて。






年上というのも、外国人というのも、

異様に恐怖を助長させた。






「な、なに？ なんて言ってるの……？」






「Oh! Are you Japanese? What are you doing alone?(おっ、お前日本人か?こんな所で1人でなにしてんだよ?)」






「Do you wanna join us?(オレ達が一緒に遊んでやろうか?)」






「や……っ、」






「A！」






忘れていた恐怖が舞い戻ってきて

またもや泣きそうになった刹那、私の名前を呼んだのは彼で。






その声に振り向いた外国人の男の子達が

疎ましそうに彼を見た。






「Huh……? Who are you?(あん?誰だお前?)」






「Don't mess with my fiancée(おれさまのおんな虐めてんじゃねえよ)」






「Ha! Your fiancée? Such a kid??(ハッ、お前のフィアンシーだって?こんなチビガキが??)」





「Shut up. Get out of my face!(黙れ。おれさまの前から消えな!)」






「Aha, a real live wire(ははっ、ったく威勢のいい野郎だな)」






「Ya,Let's go.they're not worth it(おい、もう行こうぜ。ほっとけよ)」

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