不器用なキミと

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「まぁ、･･･うちらも色々とあったけど」

「Aとニカちゃんはまた違うと思うし。
けど私は応援してるから･･･いつでも相談して？」


「うぅ...ありがとう」


今の私にはナミの存在が本当に心強かった。

他にこんなこと相談出来る人もいないし...、


「また、連絡するね」









*





それから数日後、久しぶりに4人で集まることになった。


ナミ、みっくん、ニカ、私、の。


ニカに会うのは2人で飲みに行ったっきりだし
あんまり連絡も取ってなくて間も空いちゃったし...
やっぱり緊張する。しかもみっくんもまだ2回目...


嬉しい気持ち半分、ちょっとだけ憂鬱な気持ち半分。

行きたいんだけど行きたくない、的な...。

複雑な心境の中、飲み会の日程や時間･場所の連絡もきて、
あっという間にその日がやってきた。







*




｢はぁ。｣


｢どうしたの？やっぱ緊張する？｣


｢だってみっくんもまだ2回目だし、、
ニカともあれっきり... 。連絡もそんなに、だし。｣


｢まぁとりあえず今日は今日で
久しぶりに楽しめばいいじゃんっ！｣


...なんて、ナミの前向きな言葉にはいつも救われてるよ。


｢そうだね、楽しもっ！！｣





店に着くと、まだ2人は来ていなかった。

ちょっとだけほっとして、強ばっていた顔が
自分でも緩んだ気がした。



｢あ、宏光から連絡きてるわ。
ちょっと遅れるって！｣


｢わかった。2人合流してくるのかな、？｣


｢あー多分、そうだと思う！
確か今日仕事が一緒じゃなかったかな？｣



仕事終わりに来てくれるんだよね...

どうしよう、急に嬉しさが勝ってきた。。



｢ねぇ、A顔がニヤけてるよ、？｣


｢え、えっ？！｣


｢店入るまで、こ〜〜んなに怖い顔してたのに、
今は顔緩みっぱなし(笑)分かりやすいなぁ〜！｣

って、私の顔真似？をしながらケラケラと笑ってる。


｢もー！そんな顔してないから！笑｣


ナミってすぐ盛るんだからっっ！
いやいや！盛ってませーん！
なんて、2人でキャッキャしてたら
急に個室のドアが開いた。







｢わり！遅くなった！｣

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