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耳郎「待って待って!ヴィランに侵入されたばっかなのに大丈夫なんですか!?」
相澤「逆に開催する事で雄英の危機管理体制が磐石だと示す…って考えらしい、警備は例年の5倍に強化するそうだ
何より雄英の体育祭は…最大のチャンス、ヴィランごときで中止していい催しじゃねぇ」
峰田「いやそこは中止しよう?」
貴女「峰田君…雄英体育祭見た事ないの!?」
峰田「あるに決まってんだろ、そういう事じゃなくてよー…」
相澤「ウチの体育祭は日本のビックイベントの1つ!!かつてはオリンピックがスポーツの祭典と呼ばれ全国が熱狂した
今は知っての通り規模も人口も縮小し形骸化した…そして日本に於いて今『かつてのオリンピック』に代わるのが雄英体育祭だ!!」
八百万「当然全国のトップヒーローも観ますのよ、スカウト目的でね!」
スカウトかー…
上鳴「資格修得後はプロ事務所にサイドキック入りが定石だもんな」
耳郎「そっから独立しそびれて万年サイドキックってのも多いんだよね、上鳴あんたそーなりそうアホだし」
上鳴「くっ!!」
相澤「当然名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる、時間は有限。プロに見込まれればその場で将来が拓けるわけだ
年に1回…計3回だけのチャンス、ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ!」
貴女「…」
〜昼休み〜
切島「あんな事はあったけど…何だかテンション上がるなオイ!!活躍して目立ちゃプロへのどでけぇ一歩を踏み出せる!」
貴女「皆凄いノリノリだ…」
飯田「君は違うのか?ヒーローになる為在籍しているのだから燃えるのは当然だろう!?」
梅雨「飯田ちゃん独特な燃え方ね、変」
貴女「僕もそりゃそうだよ!?でも何か…」
お茶子「デクちゃん、飯田君…」
貴女「!」
お茶子「頑張ろうね体育祭」
貴女「顔がアレだよ麗日さん!?」
芦戸「どうした?全然うららかじゃない麗日」
峰田「生…」スパァン
お茶子「皆!!私!!頑張る!」
切島「おおーけどどうしたキャラがフワフワですしてんぞ!!」
そういえば…麗日さんに聞いてなかったな…
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作者名:鬼神姫 | 作成日時:2019年9月1日 22時