【ヒロアカ】【鬼滅の刃】無個性の鬼 (ページ13)

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相澤「お友だちごっこしたいなら他所へ行け、ここは…ヒーロー科だぞ」

全員(一部除く)((何か！！いるぅぅ！！))

相澤「ハイ静かになるまで８秒かかりました、時間は有限君達は合理性に欠くね」

全員(一部除く)((先生！？))

貴女「て事は…この人もプロのヒーロー…？」

でも…見た事ないよ、こんなくたびれた人…

相澤「担任の相澤消太だ、よろしくね」

全員(一部除く)((担任！？))

相澤「早速だが、体操服着てグラウンドに出ろ」

～グラウンド～

「個性把握テストォ！？」

お茶子「入学式は！？ガイダンスは！？」

相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」

お茶子「…！？」

相澤「雄英は“自由”な校風が売り文句、そしてそれは“先生側”もまた然り」

全員(一部除く)「…？」

相澤「ソフトボール投げ・立ち幅とび・５０m走・持久走・握力・反復横とび・上体起こし・長座体前屈、中学生の頃からやってるだろ？“個性”禁止の体力テスト

国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けてる、合理的じゃない。まぁ文部科学省の怠慢だよ

爆豪、中学の時ソフトボール投げ何mだった」

爆豪「６７m」

６７mでも凄いよね

相澤「じゃあ“個性”を使ってやってみろ、円から出なきゃ何してもいい。早よ、思いっ切りな」

爆豪「んじゃまぁ死ねぇ！！！」

ビュオ！！

…死ね？

相澤「まず自分の“最大限”を知る、それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

「何だこれ！！すげー面白そう！」

「７０５mってマジかよ」

「“個性”思いっきり使えるんだ！！流石ヒーロー科！！」

ちょっとマズイな…８種目とか、いや出来るやつは出来るけど…

相澤「面白そう…か、ヒーローになる為の３年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい？

よし、トータル成績最下位の者さ見込み無しと判断し、除籍処分としよう」

全員(一部除く)「はぁぁあ！？」

マジか…！

お茶子「最下位除籍って…！入学初日ですよ！？いや初日じゃなくても…理不尽過ぎる！！」

相澤「自然災害…大事故…身勝手なヴィラン達…いつどこから来るか分からない厄災、日本は理不尽にまみれてる」

そうだ…鬼殺隊だって気を抜けばすぐに死ぬ、いや気を抜かなくたってすぐに死ぬんだ

相澤「そういう理不尽を覆していくのがヒーロー、放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから３年間雄英は全力で君達に苦難を与え続ける

“ＰｌｕｓＵｌｔｒａ”全力で乗り越えて来い」