四つ葉のくろーばー (ページ12)

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話が一段落したところで、潤ちゃんがお目覚め。

ママに抱っこしてもらって、目をこすっている。

「おはよう。よく寝たね」って言いながら、抱っこをかわる。

俺の胸元に顔を埋めて、密着、しばらく背中をトントンしていると
目が覚めたみたい。

智先生のほうを向かせて、「おはようございます」ってごあいさつ。

先生と視線が合うと、「うわ〜ん」って泣き出した。

智「おはよう。さとがいてびっくりしたね。なんにもしないからね」

いつものとおり過ごして下さいって言われて、そのとおりにする。

オムツを替えて、お着替え。お顔を拭いて、ごはん。

エプロンをして、手をしっかり拭く。

今朝は、さつまいもご飯、お味噌汁、卵焼き、ウインナー。

「いただきますしよう」

いやいやして、大きな目に涙が盛り上がる。

自分の椅子から降りたいみたいで、必死で手を伸ばしてくる。

抱っこしてもぐずぐず。

理由はよく分からないけど、椅子がいやなのと自分の前に置かれる
スプーンとフォークがいやみたい。

桜「スプーンもフォークもないないしたよ。ママがあ〜んしようね」

「お芋のご飯、おいしいよ」

いやいやしてお口を開けない。

「いやじゃないもんね、お芋だけでも食べよう。甘くておいしいよ」

少しだけ強引にお芋を食べさせた。