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昨日、傘忘れてよかった…。
分かりにくいとこに置いといてくれてありがとう、お母さん。
｢昨日はいい事あったんや｣
｢ご名答やで恭平くん｣
｢てことは、今日は悪いことあるかもな。｣
｢なんでそういうこと言うかなー｣
｢今までの経験が言ってんねん｣
まあ、そんな気もする。
浮かれすぎ注意。
友達に学食行こーと誘われて、今日は学食ランチ。
お弁当持参。
｢私席取っとく〜｣
｢ありがと〜｣
何気に初めてやな、学食。
適当に空いてる席を見つけて座る。
今日のお弁当は何かな〜。
｢あ、｣
｢…え？
あ、西畑先輩｣
顔を上げると、西畑先輩がパンを持って立っていた。
｢あれ名前…｣
｢あ、美沙希先輩がそう呼んでたのと、
この前、大橋先輩にも教えてもらいました｣
｢お、はっすん？知り合いなんやね｣
｢はっすん？｣
｢あだ名ね｣
独特…でも確かに聞いたことある。
｢大ちゃんお待たせ〜、あれAちゃん？｣
聞こえた大好きな声に顔を向けると、トレーを持った大橋先輩。
｢…先輩！こんにちは｣
｢こんにちは、2人でどしたん？｣
｢たまたま会ってん…え、Aちゃん！？｣
西畑先輩が突然大きな声を出した。
なんでそんなに驚く？？
｢…は、はい、AAです｣
私が自己紹介すると、手を口元に当ててくすくすと笑う西畑先輩。
｢…なんでしょうか、｣
｢いや〜君がAちゃんやったんやね〜
はっすんからよう話聞くねん。
可愛いけど、なんか変な子やって｣
｢…可愛い…！？｣
｢あ、''変な子''の方だけ聞こえてへん｣
｢ちゃんと聞こえてます｣
ちらっと大橋先輩を見れば、少し顔が赤い。
また照れてる…？
｢なんで先輩照れてるんですか？｣
｢え？気のせいちゃう？｣
｢へ〜気のせいですか…｣
先輩ってたまに、つい意地悪したくなってしまう反応するんよな…。
｢はっすん、遊ばれてんな｣
｢え？｣
｢結構良さそうやけどね2人｣
そう意味深な事を言い残して、西畑先輩は席を探しに行ってしまった。
大橋先輩もそれに続いて小走りで行った。
良さそう…やったらええのにね〜。
｢お待たせ〜｣
戻ってきた友達といつも通りのお昼ご飯。
そういえば、今日あの2人はどこなんやろ…？
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まるこ。(プロフ) - みらいさん» 前作に引き続いて読んでくださってありがとうございます！更新頻度がマチマチで申し訳ないのですが…お言葉を胸に、頑張りますね！ (2022年10月29日 19時) (
レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 三度目の正直。で、まるこ。さんの作品を知り、大好きになりました。これからも無理せずに頑張ってください。のんびり応援しています！ (2022年10月28日 12時) (レス) id: 93a62a6d86 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ。(プロフ) - あんずサイダーさん» すみません！ご指摘いただき本当に本当にありがとうございます…修正いたしました！本当に助かりました… (2022年9月30日 20時) (レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
あんずサイダー(プロフ) - いつも楽しくまるこさんの作品を読ませてもらっています。あの、なんか名前がごちゃごちゃになっていませんか？少し気になってしまって…。これからも楽しみにしていますので、頑張ってください！ (2022年9月29日 21時) (レス) id: b2676093e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ。 | 作成日時：2022年9月28日 20時
