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休日、近くの公園にピクニックに行くA。
もちろん1人ピクニックである。
一人にしては量が多いだろうと思う大きい弁当箱、というよりクーラーボックス。

それでもウキウキとした様子で歩いている。

『今日も良い天気!ピクニック日和!……お弁当作りすぎたけど……』

そう言って肩にかけてるクーラーボックスを見つめる。
ひとりじゃ食べきれない量を作ってしまったことを今更後悔するA。

ふと、一人の子供が困った顔をして木の上を見つめている。
気になったAは子供のとこに近寄り一緒に上をむく。

そこにはその子供のものであろうボールが引っかかっていた。
ボールが取れなくて困っているんだろうと理解したAは

『大丈夫!お姉ちゃんが取ってきてあげる!』

「!ほんと!?」

『もちろん!マッカセナサイ!』

そう言って胸を張り、木に登っていく。
ボールの所まで何とか登りきり、腕を伸ばしてボールを掴む

『よし!落とすよ!』

「うん!」

子供に向けてボールを落とすと、見事にキャッチをする子供。

『ナイスキャッチ!』

「ありがとう!おねぇちゃん!」

『いいっていいって!……さてと、私も降りないと……ッ!?』

よいしょと言いながら、木から降りようとした時だ。
バキッと嫌な音がする。
踏んでいた枝が折れ、体制が崩れる。

『あ、、』

小さい声が盛れたと同時にAの体が宙に浮く。

「おねぇちゃん!!!!!」

子供の叫び声が聞こえるが、Aは身体に衝撃が来るであろうと思わず目を瞑る。

……だが、一向に衝撃が来ないことに恐る恐ると目を開けると

「うっし!ギリギリセーフ!あっぶね〜!!」

「よくやった虎杖!!!褒めて遣わす!!」

「大丈夫ですか??」

どうやら、地面に叩きつけられる寸前に桃色髪の少年にキャッチして貰ったらしい。

桃色髪の青年は優しく私を地面に足をつけさせる。

「おねーさん大丈夫??どこかうってない??」

『だ、大丈夫だよ!ありがとう!助かった!』

「そりゃよかった!」

そう言ってニカッと人懐っこい笑みを見せる少年。
その眩しい笑顔に思わず目をすぼめる。

「いつまでお姉さんの近くにいんのよこのバカ虎杖!」

すると、茶髪の少女が桃色髪の青年の頭を叩く。
いって〜、と頭をさすって茶髪の少女を見つめる少年。
そんな青年に気にせずに茶髪の少女はAに近寄る。

ついでにと言うように後ろにいた黒髪の少年も近寄ってくる。

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キラキラスパー - 楽しみにしてま〜す!!! (2022年9月23日 12時) (レス) @page13 id: 5d1e784f6c (このIDを非表示/違反報告)
トキシグレ - 初コメ失礼します!こういう系統の話ちょー好きです!五条先生と主人公がどう関わって行くのかが楽しみです!更新頑張ってください!! (2022年9月16日 0時) (レス) @page7 id: 0d4193d534 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 好きな作品だったので帰ってきてくれて嬉しいです\(^o^)/更新待ってます!! (2022年9月13日 18時) (レス) @page3 id: 8b674ee432 (このIDを非表示/違反報告)
一条夜半(プロフ) - 面白くなりそう…応援しています!頑張ってください! (2022年9月12日 22時) (レス) @page1 id: 1d0e18cd61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華生 | 作成日時:2022年9月12日 22時

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