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今ものすごく……ピンチです！！！
｢僕、この子達の担任で〜五条悟っていうの！オネェさんの名前は？｣
『えっと…柏木です……』
｢下の名前は？｣
『えっと……Aです。』
｢Aちゃんっていうんだ〜！よろしくね〜。｣
予想以上にグイグイ来る五条に、Aは冷や汗が止まらない。
もう、密着している五条とAの様子に、シラを切らした釘崎が
｢おい！クズ！！Aさんが困ってるだろ！引っ付きすぎだ！！｣
そう言って釘崎が五条をAから離らかせる。
五条が離れたことに、ホッと息を吐いてすぐさま立ち上がるA。
『す、すみません！御手洗に行ってきますね！どうぞ、食べててください！……えっと、五条さんも、良かったらどうぞ。』
チラッと五条を見つめて伝えたあと、そそくさとトイレへと向かうA。
その後ろ姿をじっと見つめたあと、目の前にあるお弁当に目を向け、おかずのひとつをつまんで口に入れる五条。
｢……うま。｣
そう小さく呟いた五条を他所に、伏黒は燻げに五条を見つめる。
｢……あんた、Aさんになんかしたんですか？｣
｢あ！俺も思った！なんかすごく先生に怯えてた気がする！｣
そうモグモグと口におかずを入れながら喋る虎杖。
｢ん？ぜーんぜん！以前、すれ違った程度で話したのはこれが初めてだし！｣
虎杖と同じように口の中におかずを含みながら喋る五条。
そんな五条の様子に、伏黒と釘崎は眉を寄せながら疑いの目を向ける。
｢いや、ぜってー嘘だろ。｣
｢知り合いじゃなかったらあんなに怯えませんよ……普通。｣
｢だよね〜……俺もよくわかんないんだよね！｣
そう言ってゴクンと口の中のものを飲み込み、立ち上がる。
歩き出す五条に虎杖はキョトンとした表情で
｢え？先生どっか行くの？｣
｢ん？ちょっとね〜｣
そう言って再び歩き出す五条を背中を三人は見つめる。
｢…あれ絶対Aさんの所へ向かうでしょ。｣
｢大丈夫かなAさん……｣
｢……｣
……
『……やばいやばいどうしよう……戻りたくない。』
トイレ内の洗面所で項垂れているA。
五条を見た途端に身体に走る悪寒。
腕を見ると鳥肌がたっているのがわかる。
『…目を隠しても分かる整った顔……絶対イケメンだわ……無理だわ……』
しばらく息を整えるAたが、意を決して
『よし！行こう！！』
そう言って顔を上げると……
鏡に映る自分の後ろに
五条が映っていた。
続く (更新停止中)
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キラキラスパー - 楽しみにしてま〜す！！！ (2022年9月23日 12時) (
レス) @page13 id: 5d1e784f6c (このIDを非表示/違反報告)
トキシグレ - 初コメ失礼します！こういう系統の話ちょー好きです！五条先生と主人公がどう関わって行くのかが楽しみです！更新頑張ってください！！ (2022年9月16日 0時) (レス) @page7 id: 0d4193d534 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 好きな作品だったので帰ってきてくれて嬉しいです＼(^o^)／更新待ってます！！ (2022年9月13日 18時) (レス) @page3 id: 8b674ee432 (このIDを非表示/違反報告)
一条夜半(プロフ) - 面白くなりそう…応援しています!頑張ってください！ (2022年9月12日 22時) (レス) @page1 id: 1d0e18cd61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華生
| 作成日時：2022年9月12日 22時
