【w_r*w_r*d】裏切り者に粛清を【王様ゲーム】

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怪我人は出たものの、死者が1人の理由、それは


グルッペンの指示に従ったからだ


グルッペンの指示、それは


gr｢絶対に、兵士を殺すな

殺してはいけない

向こう側についている兵士も忠誠心があるからではない

嫌々、向こうについている者もいる

だがら、無闇矢鱈に殺戮を行うな

向かってきた者は、気絶で済ませておけ｣


グルッペンのこの指示により、死者は総統のみに留まったのだ




ここからは忙しかった


次の4/1を開国記念日にすべく、様々なことに手を施さなければならない


これを機に辞めた兵士は多かった


その分、入軍を希望する兵士も多かった


新・我々国軍を創設すべく、役職を決めることになった


総統はグルッペンになった


満場一致だ


そりゃそうだ、うん←


主な役職として、


書記長→トントン

外交官→オスマン

近距離(第一前衛)→シャオロン

近距離(第二前衛)→コネシマ

中距離(第一中衛)→アガピ

遠距離(第一後衛)兼監視官→鬱先生


と、なった

皆、幹部だ


全員、幹部になるのは否定したが、クーデター計画の一件から、このメンバーは絶大的な信頼を得たのだ


そして、募集をかけると、1人、強力な兵士が入軍試験を受けに来た


スポーツウェアなど、ラフな格好で試験会場の要塞へ来た者が多い中、彼は、白の軍服に赤いバツマークが書かれたマスクをしているという、何とも独特な格好だ


1番驚いたのは、


?｢えっ…オスマン!?｣


os｢あれ??ひとらんやん!!!｣


オスマンと知り合いということだ


tn｢なんやオスマン、知り合いなんか?｣


os｢おん、高校が同じやったんや

コイツは戦力になるで!!!｣


gr｢そうなんか??｣


os｢おん!!!な?ひとらん!!!｣


ht｢いや、さすがに自分で戦力になりますとは言えないよ…

けど、刀は扱えるよ｣


『刀…』


新たなジャンルだ


この軍には、短剣やナイフ術に長けているものはいても、日本刀のような刀を扱えるものは限りなく少なかった


アガピだけだったのだ


sya｢刀扱えるんはデカイんとちゃうか?｣


ut｢確かに…アガピしか扱えんもん｣


gr｢…うむ

よし、ひとらんらん!!!お前を我々国軍の幹部に勧誘するゾ!!!｣


tn｢な!?グルさんさすがにいきなり過ぎません??｣


gr｢ん??刀を扱える者がいる国は中々無いゾ!!!

東洋のある国は一昔前まで刀しか使っていなかったようだが

ここ周辺の国は刀を使っているのを見たことないゾ!!!｣


キラキラした目で言われてしまえば、トントンも何も言い返せなかった




こうして、ひとらんらんが我々国軍の幹部として入軍したのだった

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