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表向き、我々国の軍は、活気が溢れていて、皆の憧れとなる軍だった
毎年募集をかけると、定員オーバーになるのは当たり前だった
だが、入った途端に分かる
憧れていた、キラキラしているように見えていた兵士、幹部は皆、殺戮マシーンのように、何の希望ももたずに、日々訓練をしている
そして、新しく兵になった者も、戦争に駆り出されたときに、分かるのだ
この国の指揮官兼総統の卑劣なやり方に
グルッペンの勧誘で、100万人ほどの兵は集まった
だが、まだ足りない
我々国軍は全部で500万人はいる
少なくとも250万人はいないと苦しいだろう
そして、国民の信頼も重要だろう
そこで、グルッペンたちは、幹部も味方につけるべきだという決断に至った
もちろん、総統に忠実な者など、幹部にはいない
あくまで国のために戦っているのだ
皆が頭をひねっているとき、グルッペンがアガピたちの前に現れた
gr「皆、よく聞け
俺の父に勧誘され、15の若さで軍に入り、18になった今年、幹部になった者が、こちら側についてくれるようだ
そして、その幹部により、200万人ほどは、こちら側についてくれるだろう」
希望が見えてきた
それからは早かった
グルッペンが連れてきた幹部、シャオロンを中心に、国民へ、総統の今までのやり方、税金が何に使われていたのか、全てを伝えた
国民は当然困惑
確かに、税金は国の施設を設立、修復するために使うと言われていたが、一向に使われる気配がない
総統は、自身の娯楽のために、税金を使っていたのだ
国民は、足りなかったピースがうまったような気がした
…疑惑が、確信に変わった瞬間だった
そして、国民のことなど微塵にも気にしていない総統は、この変化に気づけなかったのだ
そして、グルッペンたちが高校を卒業すると同時に、クーデター計画は実行された
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シオン - 原作恐ろしやw (2019年6月19日 15時) (レス) id: b0e47d3c68 (このIDを非表示/違反報告)
Na-ru(プロフ) - シオンさん» 原作の王様ゲームを元にするとどうしても残酷に…wありがとうございます!!!頑張ります!!! (2019年6月18日 17時) (レス) id: 4cf4765783 (このIDを非表示/違反報告)
Na-ru(プロフ) - シエルさん» 返信遅くなってしまい、申し訳ございません!!!好きだなんて言ってくれてありがとうございます!!!嬉しいです!!!これからも頑張ります!!! (2019年6月18日 17時) (レス) id: 4cf4765783 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 結構残酷っすね(苦笑)でもおもしろいっす!これからの結果が楽しみです!がんばってください! (2019年6月18日 17時) (レス) id: b0e47d3c68 (このIDを非表示/違反報告)
シエル(プロフ) - マンちゃああああああああぁぁぁん!!!!! この作品好きです!これからも頑張ってください!! (2019年6月11日 7時) (レス) id: 3f85c1dc2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Na-ru | 作成日時:2019年5月29日 23時