【BLEACH】零番隊の隊長は人気者

こちらも… ページ46

in十三番隊(雨乾堂)
浮竹サイド

四楓院夜一からAの事を聞いて､信じたくなかった…

色風､桜風､風刃､竜蛇は目を見開いて､驚いてた

俺だって焦った…

あの時と同じように…俺の目の前から居なくならないで欲しい…

嫌なんだ…Aが居なくなるのは…

100年前みたいになってほしくない…

回想

いつものように待ち合わせの桜の木の下で待ってた

貴「ごめんね､十四郎｡待たせちゃって｡なかなか仕事が終わらなくて」

浮「しょうがないさぁ､隊を掛け持ちしてるんだから」

そう謝る彼女のおでこには汗が滲んでいて、急いで来てくれたのだとわかった

貴「ありがとう」

そう笑う彼女が可愛く､愛おしかった

まさか翌日に永遠の別れが来るとは知らずに､呑気に笑っていた

後に､自分を殺したくなるほど後悔するとは知らずに…

そして次の日

「全隊士に告ぐ!!瀞霊廷内に大量の虚が侵入!!直ちに排除せよ!!」

メノスグランデ､ギリアン､アジューカス､ヴァストローデが大量発生

そしてほとんどがA､藍斗の零番隊に任せられた…

当時は2人しか居なかった…それに藍斗も幼かった…

その報告を聞いた瞬間､居ても立ってもいられなくなった

京「浮竹っ!?どこ行くつもりなの!?」

浮「離してくれ､京楽!!Aがっ…!!」

京「僕達にはやることがあるよ｡Aちゃんなら大丈夫だよ｡彼女は強い｡そう簡単にやられはしないさ」

そう言って俺の手を引っ張る京楽

その時はすでに虚が瀞霊廷内に入り込んでいたため、護廷十三隊総出で迎え撃っていた

Aのところへ行きたいのを必死に我慢し､なんとか虚を倒した

Aが無事でいてくれればそれで良かった

しかし、現実は残酷だった

浮「今…なんと…」

山「Aは死んだ」

彼女が死んだ?そんな訳がない｡だって彼女は…

市「嘘やろ!?総隊長はん!?A隊長は必ず戻って来るって言ったんや!!」

惣「A隊長がそんな簡単に殺られる訳ないですよ!?」

東「何かの間違いではないんですか?」

夜「そうじゃ､そうに決まっておる!!」

山「Aはなんとか虚を倒したが､藍斗を庇った傷が致命傷となり､そのまま亡くなったらしい」

東「らしい…って事は総隊長も確認してないんですか?」

山「確認する前に奴良家の者がそう伝えに来た｡お嬢様は死んだと」

砕「それでは､確認してないんですね!?」

回想 2→←必ず戻ってきてください…

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