【BLEACH】零番隊の隊長は嫌われ者 (ページ38)

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零番隊復活ページ38

貴「準備はいい？みんな」
貴ー全「はい!!」
ゆ「やっとこの日が来たのね…」
馬「長かったですね」
in一番隊
一方、愚かにもりりかの罠に嵌った哀れな隊士たちは、〝山本綾斗〟の公開処刑が行われるであろう、と楽しみにしていた
モブ「あいつも運が悪かったよなー」
モブ「ほんとだよな。りりかちゃんを傷付けたからこんな目にあうんだよ。ねぇ、りりかちゃん」
呼ばれたりりかはふんわりと微笑んだ
木「そんなことを言っちゃダメだよ。綾斗君だって悪気があったわけじゃないと思うの」
モブ「さすがりりかちゃん。あんなクズにまで優しいなんて」
モブ「まさに天使だよな」
木(そうよ、りりかが一番可愛いんだから)
モブ「後で山本の奴、りりかちゃんに土下座させるか？」
モブ「ギャハハハ、それがいいな！！」
木「ダメだよ、そんなこと(当たり前でしょう？)」
そう微笑んだその時、
カツン！
時間になったのか、総隊長が杖を床に打ち付けた
山「静まれ！！！」
その一言で騒がしかった場内は一気に静かになった
山「今日特別隊首会を開いたのは他でもない。お主らに〝ある部隊〟を紹介するためじゃ」
山本綾斗の公開処刑だと楽しみにしていた愚かな者たちは一気に落胆した。
モブ「なんだよ、それ」
モブ「山本の公開処刑じゃねぇのかよ」
モブ「つまんねー」
山「黙らんか!!」
その一喝でまたしても場内は静かになった
山「お主らに紹介する〝部隊〟というのは零番隊である」
モブ「零番隊？」
モブ「なにそれ？」
山「零番隊…王属特務と称される最強戦闘部隊である。霊王に許された者しか入ることが出来ぬ隊であり、その総力は護廷十三隊全軍をも上回る。訳あって今日まで解散しておったが、今日この場において、零番隊復活を宣言する!!」
知らぬ隊士たちは困惑し、知っていた者たちは歓喜した

砕蜂「この砕蜂……この日ずっと待ってました」

烈「良かったですね」