番外編 IV_�� ページ42
この話は女体化、オメガバースネタをぶっ込んでます。苦手な方はスルーを推奨致します〜。
* `★・*☆` ・☪☽°☆・°:** `★・*☆`
朝起きたら女になっていた。
そんな事が世の中ある訳がない。
と、思っていた今朝までは。
「……なにこれ。」
あるとは言い難い胸、けどいつもより華奢な体。肩甲骨位まで伸びてる髪、それとは逆に縮んでいる背。…いつもより高くなっている声。
…鏡を見て思う。
あれ、俺………女になってる？！？
………つーか女になるならもっと豊満な胸が良かった！！！
俺だって男の子だもん！！！
や、なんか知らねーけど今は女だけど！！！
来ている服がだぼっとしているのが何よりの証拠なのか、
あー、女になると分かる…。
俺も男子だったんだなぁ。いや男だったけどね
快斗に相談…は出来ねぇだろ！！！
どうしよう…と、部屋をうろちょろする。
かさりと何やらプリント？が落ちてくる。
診断書？みたいな感じの紙だ。
そこに書かれていた文字で、1番初めに目に付いたのは、
『Ω』
「………まさか…」
その診断書を読み込む。
………あーーーーーー。分かった。
と、流れてくる髪を耳にかける。
え、伸びた髪、鬱陶しい。
とまぁこんな感じに冷静を装っているが頭はショート寸前、混乱している。
頭の上でひよこが舞っている気分だ。
「お〜い、A？起きねぇの？」
ガチャ、とドアが開けられる。
「………かっ、快斗…。」
やっべぇ。遭遇してしまった…。
「……なんか、いい匂いする。」
「……へ？」
「え、つか、A…。髪伸びてない？え、何事？」
見るべき所はもっとあっただろうに。
あーそうか貧乳だから気付かなかったって？？
うっせーよ！！！
俺だってそんな事…分かってるわ！！！
「かくかくしかじか…」
と、朝起きてからの事情を説明する。
便利な言葉だ。
「……何か、突拍子もない話すぎて何も言えねぇ。けど、だからAいい匂いすんのな。」
と、顔を近付ける。
「ちょ、快斗？近いです…。」
「可愛い。」
と、快斗が俺をぎゅっと抱き締める。
「すげーいい匂いする。何か、甘い匂い。」
無理無理無理死んじゃう。
お願い助けて誰か！！！！！
「いつもよりちっちゃいし、華奢だし、可愛い。」
「かっ、快斗は、いつもの俺よりこっちの方が好きなのかよ…」
勝手に出てくる涙。
女って涙腺緩いんだな。
と、思ってる間も涙は出続ける。
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沢 - めっちゃすごいです―ーーー、一気読みしてしまいました！これからのお話も頑張ってください！！応援してます。 (2021年1月5日 11時) (
レス) id: 9cb9dbbd4b (このIDを非表示/違反報告)
美術部 - ヤバイ、一気に読んじゃいました・・・もっと早くにこの作品に出合いたかったけど、読めて最高に嬉しいです！この小説を書いてくれた作者様、本当にありがとうございました！ (2020年8月15日 18時) (レス) id: dfab0f562e (このIDを非表示/違反報告)
とく - 最後まで読ませて頂きました。ひたすらに最高でした。リアルタイム(?)では見れませんでしたけど、この小説見つけられてよかったです！ありがとうございました。 (2020年5月1日 14時) (レス) id: 7ea0d5ffd3 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの匿名 - オメガバース…知ってたんですね……めっっちゃ気が合いそう！！(小並感) シリーズ1から読ませていただいてます！素晴らしい語彙力だと思います。その語彙力10分の9ください() (2019年5月26日 19時) (レス) id: 16bc441f1e (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - 吸血鬼LOVE♪さん» いざ文字に起こされると恥ずかしいですね…笑笑 でもわざわざコメントありがとうございます！！！自分でも「え、ここでちゅーしていいの？」と自問自答しました笑笑 (2018年10月16日 22時) (レス) id: 8b1dfa966a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作成日時：2018年6月23日 1時
