銀花のような君と

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橙 side...





生まれ変わったらふぅになってみんなに




可愛がられたいレベルで可愛がられて大切にされている。



まぁ自分もそのひとりだから人のことは言えない。




ふぅちゃんの右後ろに着いているからこそきちんと顔色を見ながら踊り続ける。




徐々にみんなが疲れてきてがむしゃらにふりが大きく少し雑になってくる。



ふぅちゃんも少しずつ大きく息を吸い始めた。



やっと最後の1音が成り終わり曲が止まる。


ラウや、しょっぴーはもうその場で寝転ぶ。



阿部ちゃんも床に座り込んで息を正す。




俺は立ちながら膝に手を付き落ち着く。



すると、ゆっくり服を引かれる感じ。


その先を見るとしんどそうに息するふぅ。



橙「ふぅ、落ち着いてゆっくり息しよか」



もう何も聞こえていないのか一生懸命に酸素を吸う


橙「ふぅ、しゃがも、な？」


もう力が入らずに寄りかかるからだをそのまま下に



「…ﾊｯ…や、、だ、、」



どこにそんな力があったのかと思うほど拒否をする。



すると気づいてくれたメンバーが周りにやってくる。



赤「これ声聞こえてないよね」



桃「A〜、補聴器はずすよ！」



黄「康二、そのまま座らせて」



やっぱり座らせた方がいいよなぁ



橙「あれやねん、めちゃくちゃに嫌がんねん」



青「ふぅ、聞こえてる、？？

床汚れちゃってもいいからとりあえず座ろ？」



緑「バスタオル敷いてあるから無理やり座らせて」



床へ押し倒すように倒そうとしても体をひねってまで嫌がる。



黄「これダメだ、意識飛ばす？」



黒「それだと起きた時可哀想じゃないっすか？」



紫「もういいよ、無理やり倒して」






言われた通り無理やり座らせる。



息はものすごく辛そうなまま立ち上がろうとする。






青「とりあえず呼吸治さないと」



しょっぴーが無理やり酸素スプレーを口元に当てる



それでもやっぱり床を汚しちゃう方が嫌みたいで俺の手を掴み立ち上がろうとする。





桃「もう無理だな、康二変わるわ」



そういって後ろから抱きつき動けなくする。




「、、、や、、め、、ﾋｭ、」




桃「大丈夫、大丈夫！」


苦しそうに体を小さくしながら酸素を探す。



でも、補聴器も外され目を開けられなくなると


もう俺らの出番はないし、何も出来ない。





とても無力に感じる。




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