銀花のような君と

...おともだちです ページ27

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お友達の青 side...




今日はSnow Manにいる大切な姫をお借りしての大きめのお仕事。って言っても先生がいて、向かい側でずっと手話してる。




でも先生は今日映らないみたいだし、スタッフさんのひとりみたいな感じ。



んでなんか今日は俺らの昔とかを紐解く的な？


そんな番組です。





そんな番組に呼ばれるくらい俺らはちゃんと歴史があるんだなって感じたと同時に結構ふぅちゃんにスポットライトが当たりSixTONESから来た田中樹なんかいなくて良かったじゃんと不貞腐れてしまいそう。





まぁ収録の話はどうでも良くて、俺が話したいのはそのあとの楽屋の話。







んで今ふぅちゃんは俺の目の前で泣きそうな顔で先生に謝らなくちゃとか怒ってるかなとかをただひたすらに話してる。




ほんとに可愛い。ただただ可愛い。




でも俺にはちゃんと送り返さなくちゃいけないし、先生に謝らせなくちゃいけない。









収録が終わって楽屋に戻るとふぅちゃんと先生の声。


いや、どちらも手話だから声じゃないか。






無言で手だけが動く。





イライラしてきたのかふぅちゃんから手話に合わせた言葉が出てくる。




まぁそしたら先生も言ってきてって感じ。







想像できたっしょ？








内容はどちらも味方になれないような話。






“照くんが来た理由”

“スタッフさんとしてきた”





ただこれだけ。





ただってつけたらふぅちゃんに悪いかもだけど。



ほんとにこれだけ。





ひとりじゃ心配。

補聴器つけてるから大丈夫。









どちらも分かるし、多分SixTONESでも着いてく。







だから先生も間違ってない。







でも、1人で頑張りたい。

俺がいるからいけるって思った。

そう考えるふぅちゃんも間違ってない。








今回に関しては間違ってないのにふぅちゃんが樹くんの家に帰ると言い出してこれは先生でも怒るし、俺もびびった。








先生が師匠に…






岩本くんが深澤くんに電話して俺と変わって“今日は頼む”って言われて今目の前。








このお姫様はどれだけSixTONESを惑わせれば気が済むのか…。かっさらってやろうか！





まぁSixTONESにそんなこと出来るやつひとりもいないから多分この子は未だに可愛いピュアっピュアのお姫様ができてるんだと思う。




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