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時間が経って酒も入った頃、きょもがようやく重い口を開いた。
京「…あのさ、」
高「ん？」
京「この間の少クラの撮影の時に、キンプリの楽屋で平野と永瀬が…」
聞きたかったような、聞きたくなかったような。
そんな話がきょもの口から語られる。
森「おお…」
松「…。」
ジ「すっげえ(笑)」
京「正直、やられたなって思った。」
高「…だからあの時、」
京「…俺は決めた。だからみんなにも言っとこうと思って。」
田「、、きょも」
京「平野には負けたくない。俺はAのことが好きだから。もう見てるだけは嫌だ。」
俯きながら呟いていたきょもは、最後の一言を言う前に俺たちのことをぐるりと見渡した。
京「俺、Aに告白するよ。」
森「え、マジで言ってんの？」
京「うん。本気だよ。」
森「…そっか。」
京「みんなも、Aのことが好きならそろそろ焦った方がいいと思う。平野は本気だし、それに煽られた永瀬だって黙ってないと思うよ。」
松「…それは分かってるけどさ」
"どうせみんな、何も出来ないくせに。"
ときょもは呟いた。
京「平野の言葉だよ。」
京「好きになってもらおうとするのはそんなに悪いことなのかって、言ってた。刺さったよ、正直(笑)」
京「もうみんな、この辺が潮時なんじゃない？」
ぎゅっと胸が苦しくなる。
とっくにこの想いを抱え込むための限界なんてみんな超えてる。
それでもずっと均衡を保ってきたんだ。
Aを守るために。
それが崩れた時がずっと怖かった。
SixTONESが空中分解されるんじゃないかって。
でも違う。
平野のことを真っ直ぐだと言うけど、俺たちにわざわざこの話をするきょもだって真っ直ぐだと俺は思う。
松「…分かった。俺も乗るよ。」
京「…うん。」
高「あ〜、ついにこの日が来たか！(笑)」
ジ「じゃあ俺もがんばっちゃおうかな！？(笑)」
森「A、混乱しそう(笑)」
田「…やるか。」
京「うん。」
A、ごめん。
これから俺たちは自分の気持ちを優先させてもらう。
…お願いだから、拒否しないで。
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らる(プロフ) - みゆさん» コメントありがとうございます！修正させていただきました。今後とも宜しくお願いします(^-^) (2021年1月9日 17時) (
レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 一気に読ませていただきました！42頁目の10年後の今日の日もの歌詞が異なっていたので報告です！ (2021年1月9日 14時) (レス) id: 6d27ce269e (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年1月4日 19時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - natsuさん» コメントありがとうございます。わたしも岸くんとのエピソードはいつも書いてて楽しいのでお気に入りのものが多いです(笑)今後もこの作品をよろしくお願いします！ (2021年1月2日 10時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - あやめるさん» こちらこそリクエストありがとうございました！遅くなってすみません。今後ともよろしくお願いします！ (2021年1月2日 10時) (レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる
| 作成日時：2020年12月19日 0時
