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『っ、』
お茶子と爆豪の試合。
お茶子の行動不能になり
試合終了。
私は駆け足で保健室にいるお茶子を迎えに行く
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
『お茶子！！！』
麗｢あ、A…。｣
ベットに横たわっているお茶子に近づき
近くの椅子に座る
するとお茶子は乾いたように笑うと
目に涙を溜めていく
麗｢やっぱ、爆豪くん強いわぁ…。
私なんて手も足も出やんかったな…｣
『っ、そんな事ないよ。
お茶子はよく頑張った』
そう言って頭を優しく撫でると
糸が切れたようにプツンと
涙を流す
私は何も言わずに背中をさする
本当に。お茶子はよく頑張ったよ。
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.
『っはぁはぁ、危な！
始まりそう！！』
出久と轟の試合をてっきり忘れてしまい
急いで観戦席へと戻る
既に会場にたっている出久に
大声で叫ぶ
『出久ー！！頑張れー！！』
そう言うと
声に気付いたのか私の方を向き
頬を掻きながら照れたように頷いた
戦いのゴングが鳴る
どちらが勝っても可笑しくない試合だ
『出久、頑張って。』
一斉に動き出す2人
段々出久の指の色が変色していく
痛々しくて見ていられるものじゃなかった
私は思わず手で顔を隠して
下を俯く
そんな私の背中をさする響香
私はなんとか顔を上げて
試合を見る
すると
出｢君のっ、力じゃないかっ！！！｣
轟｢っ！？｣
『っ、』
出久がそう叫ぶと
轟はなんと炎を使い出した
あんなにも拒んでいた個性なのに
轟｢緑谷…。ありがとな｣
『！！！』
その瞬間
出久と轟の炎が思い切りぶつかり
会場がボロボロになってしまった
会場には煙がかかってしまい
どうなったかわからない
煙が消えていきようやく見えるようになると
出久は会場の端っこでバタリと倒れた
[緑谷くん…場外…。]
『っ、出久っ！！！！』
私は席を立ち
全速力で会場の入り口へと向かう
息を切らして入口へ行くと
担架に乗せられた出久が運ばれていた
『っはぁはぁ…出久…。』
意識がない出久をただただ見つめるしか
出来なかった
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ミラコ - 神作品！何回も読み直している者です！彼氏さん天国でも、ささくれさんの事見守っていると思います。辛いと思いますが真っ直ぐ前を向いて彼氏さんの分まで幸せに人生を送れるよう、心から願っております。これからも、ささくれさんの更新など応援しております！ (10月28日 23時) (
レス) @page41 id: 70229c7aa2 (このIDを非表示/違反報告)
破壊の伝導者(プロフ) - ささくれさん» 初めまして 悪の象徴で一本書きたい者です。よろしかったでしょうか？ (2020年12月3日 18時) (レス) id: f479ce3622 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon - ささくれさん,大切な人を亡くされて辛いと思いますがいつも応援しております。私も五年ほど前に事故で幼馴染を亡くしました。大切な元カレさんの分もしっかり生きて下さいね。元カレさんのご冥福をお祈り致します。 (2020年1月13日 15時) (レス) id: 5e8336fae3 (このIDを非表示/違反報告)
。。。。 。。。 - 貴方様の様に強くなりたいと勝手ながら思ってしまいました。これからも頑張ってください。応援しています、作者様に幸せが訪れることを切に願っています。 (2019年2月21日 19時) (レス) id: 6df44453a8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - あんまり無理しないでくださいね。 (2019年1月31日 17時) (レス) id: 90bbb80c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ささくれ | 作成日時：2018年9月19日 21時
