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『うーんまぁ。』
エンデヴァー事件から直後
ご満足気に蕎麦を食べている
何気1人だけど、1人はまぁ慣れたし
いいかな。と思い
1人すすって食べている
もうそろそろ食べ終わり
この後何をしようか。と思っていたその時だった
出｢ね、隣いい？｣
『…え、あ、出久、
い、いいよ、』
ありがと。そう言うとカツ丼を机に置いて
私隣に座る
あれ以来私たちは全く話をしていない
何を話せばいいのかわからなく
蕎麦をすすりながら黙り込む
出｢トーナメント出場
おめでとう｣
『ありがとう。って出久もでしょ？』
出｢うん、まぁ一応ね｣
乾いたように笑って
カツ丼を頬張る出久
それにしてもカツ丼好きだなぁ
出｢あの、さ。
その、ごめん。｣
『へ…？』
出｢あ、あの僕さ、
Aのこと全然考えてなくてさ…
あの、その、傷付くこと言っちゃったし…
もう嫌われたかな。って思うと
中々声掛けられなくて…
だから、その！！｣
『っふはは。』
出｢…え…？｣
あわあわしながら必死に私に謝る出久を見ると
なんだか笑いが込み上げてきて
抑えることは出来なかった
バカにしてる。とかそんなんじゃなくて
ただ普通に
『ありがと。出久
ごめんね、私も』
出｢！う、うん！！｣
『あ、ほらまたプチトマト残してんじゃん！』
出｢えぇ、だってトマトは…｣
『だってだとー！？
トマトの神様に怒られるよ！？』
出｢そんなのいるわけないじゃん、｣
また彼と仲良くなれて
喜んでいる自分がいる
心臓がドクドクと音を立ててうるさい
ほっぺたが妙に暑い
どうしちゃったんだろう、風邪引いたのかな
八｢Aさん！やっと見つけましたわ！！｣
『や、ヤオモモ！
どしたの！？』
赤い顔を悟られないように。と
ヤオモモに食いつく
ヤオモモ。グットタイミング！！
八｢実は女子は午後からこの衣装を着て
応援合戦しますの！｣
『えぇ？何それ。聞いてないけど、』
八｢時間がありませんわ！！
更衣室で着替えましょう！｣
そう言ってヤオモモは私の手を掴み
連れていく
出久はびっくりしたように目を開かせると
頑張って。と口パクで私にいい
ニコッと笑ってきた
(反則だって…)
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ミラコ - 神作品！何回も読み直している者です！彼氏さん天国でも、ささくれさんの事見守っていると思います。辛いと思いますが真っ直ぐ前を向いて彼氏さんの分まで幸せに人生を送れるよう、心から願っております。これからも、ささくれさんの更新など応援しております！ (10月28日 23時) (
レス) @page41 id: 70229c7aa2 (このIDを非表示/違反報告)
破壊の伝導者(プロフ) - ささくれさん» 初めまして 悪の象徴で一本書きたい者です。よろしかったでしょうか？ (2020年12月3日 18時) (レス) id: f479ce3622 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon - ささくれさん,大切な人を亡くされて辛いと思いますがいつも応援しております。私も五年ほど前に事故で幼馴染を亡くしました。大切な元カレさんの分もしっかり生きて下さいね。元カレさんのご冥福をお祈り致します。 (2020年1月13日 15時) (レス) id: 5e8336fae3 (このIDを非表示/違反報告)
。。。。 。。。 - 貴方様の様に強くなりたいと勝手ながら思ってしまいました。これからも頑張ってください。応援しています、作者様に幸せが訪れることを切に願っています。 (2019年2月21日 19時) (レス) id: 6df44453a8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - あんまり無理しないでくださいね。 (2019年1月31日 17時) (レス) id: 90bbb80c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ささくれ | 作成日時：2018年9月19日 21時
