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…
jy「ヌナ？何見てんの？」
「あぁ、ヨンホ…」
jy「あ、レドベルだ。そういえば今週1位候補なんだってね」
「……そう」
jy「コーヒーでも飲む？」
「いらない」
事務所の控室でぼーっとテレビを見つめる。
私がかつて憧れていた光景が映っている。だけど、そこにはかつての仲間の姿があり、ステージの上で輝いた眩しい笑顔を見せている。
“加入メンバーを入れようと思って”
彼女らがデビューしてからそんな話が上がった。
それをこそっと聞いた私は「次こそ私の番だ」とまたもや勝手に盛り上がっていた。
だけど、蓋を開けてみれば私なんて名前すら上がっておらず、一緒にデビューしたのは私よりも5歳若い女の子。
そりゃそっか、いくら世間では若いと言われていても下には下がいるし、若い子の方が見栄えもいいしね。
yr「みなさん！ありがとうございました！」
画面の中の彼女たちを見つめる。新しく入った子は笑顔が可愛くて“5人になったグループ”それはもう完成されていて私の入る隙なんて1つも無かった。あぁ、ほんとどうすればいいの。
グループでデビューなんて、そんな簡単にするはずがないし、ガールズグループがデビューしたら次はボーイズグループがするだろうし、もし次の機会を待てば私は何歳年下の子とデビューするんだろうか。
「ヨンホ、私中国に帰ろうかな」
jy「……え？」
「もう夢や希望は何にも残ってない。デビューを望んだってギリギリで破棄されて。私見ちゃったんだよ、デビュー用に撮った写真がシュレッダーにかけられていくところを」
「そんなの見ちゃったらもうここに居場所は無いでしょ？
……はぁ〜、でも自分から辞めますって言ったら負けた気がするからイスマン殴ってみようかな…」
そんなことを言う私に対して、ヨンホは「ヌナがそうしたいなら僕も参加しようかな」と言った。
「あんた何言ってんの…？そんなことしたら辞めさせられるのよ？」
jy「じゃあ、ヌナも辞めさせられちゃうよ」
「私はいいのよ。ここにいてももう意味ないんだから」
jy「何変なこと言ってんの。僕はヌナに幸せになってもらいたいんだよ」
「…何を今更」
jy「ヌナはそんな簡単に物事を諦める人だった？僕の知ってるヌナは少なからずそんな人じゃ無い」
自虐的に言う私に対して、ヨンホは冷静にかつ真剣に答える。
…
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無題(プロフ) - るなさん» 訂正中でして今日中にパスワード無しで更新しますので今しばらくお待ちください…！お手数おかけして申し訳ないです！ (2022年8月5日 7時) (
レス) id: 98ac8a6dbe (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - パスワードって教えてもらえますか？ (2022年8月5日 6時) (レス) @page50 id: b2ea690f8b (このIDを非表示/違反報告)
無題(プロフ) - しゃんさん» ありがとうございます〜〜！更新頑張ります！！ (2022年8月1日 20時) (レス) id: 98ac8a6dbe (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - 大好きです！更新楽しみにしてます！ (2022年7月18日 3時) (レス) id: d15e7b2e94 (このIDを非表示/違反報告)
cooky(プロフ) - 無題さん» ご返信ありがとうございます^_^お話楽しみにしております！！ (2022年7月10日 15時) (レス) id: 55ebdcbd41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無題 | 作成日時：2022年6月12日 12時
