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『はははっ！！あばよボス』
そう言った男はユンギが殴り飛ばして意識がない。
「やだ、なんで…」
JK「…っげほ、がはっ」
血を吐いた。
「やだやだ、お願い」
JM「とりあえず救急車…」
RM「だめだ、ここまでこれない」
TH「じゃあどうしたら…！」
ジョングクを抱きしめた手が真っ赤に染まる。
JK「…ふぅ、はあ。大丈夫」
荒い息を整えてそう言った。
「…どこが、大丈夫なの」
JK「俺は簡単に死んだりしない」
今にも消えそうなくせに何言ってんの。
ぎゅうっと思い切り抱きしめた。
「死んだら殴り飛ばすから」
JK「…はは、…うん」
お願いだから私より先に死なないで。
JN「とりあえずここから出よう」
JH「俺が運ぶ」
そう言ってジョングクの体を起こすホソク。
私の腕の中からいなくなって、血だらけの手のひらとジョングクの後ろ姿を交互に見た。
ふらふらしてる。
JM「A、行くよ」
「…うん」
急いで追いかけて後ろをついていく。
何も出来なかった。
奪われるのは嫌なのに。
SG「…」
ぽんっと頭に手を置かれて雑に撫でられた。
ユンギなりの慰め方かな。
SG「不細工な顔すんな」
「引っ叩くよ」
大丈夫、死なないって言ったから。
それに銃で撃たれて意識あるほうがおかしいや。
今だって肩貸してもらいながら歩いてるし。
全然大丈夫じゃん。
ほら、大丈夫。
TH「あいつは死なないって」
「…近いから」
ずいっと顔を近づけてくるテヒョン。
「そんなの、分かってるし」
TH「泣いてるくせに〜」
「は？違うから」
否定したけど涙は出てた。
血のついた手で目をこすったせいで顔に血がついたよね。
JN「近くまで友達が来てくれるって」
RM「わかった。なら俺とジンで行く」
JH「りょうかい」
大丈夫、きっと大丈夫。
JM「A、顔酷い」
「わかって…うわぁ」
壁にあった鏡を見ると想像以上の酷さ。
なにこれ、本当に私？顔真っ赤じゃん。血で。
「グク。この顔見て」
JK「…え、なにしてんの」
「あんたが帰ってくるまで顔洗わないから」
JH「ぶはっ！まじで！？」
「早く帰ってきて」
そう言うとジョングクは笑った。
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ヨバラズ(プロフ) - 主人公の性格や、設定がとても好きです！続きが気になりますっ！更新、楽しみにしてますね！ (2020年6月11日 1時) (
レス) id: 287b2c606f (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 長らく待ってました！！少しずつでも更新できますように！… (2020年2月26日 2時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
COOKY(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！！楽しみにしてます！！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: a1b5778ccb (このIDを非表示/違反報告)
テテLOVE - めっちゃいいはなしです！！！ 更新待っていますーーー！！！ (2019年7月10日 12時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
RAIMU - このお話好きになりました！w作者様も無理せず頑張ってください(*^▽^*) (2019年6月30日 20時) (レス) id: b7e77e759d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えんえん 。 | 作成日時：2019年3月1日 12時
