咬み痕 ページ18
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彼に抱かれた腕の中は温かった
あしを絡めお互いの温もりを感じあう
彼が耳元で
「Aちゃんの肌すべすべだね···」
首筋を食みながら
「あの撮影の時···
何度もこの香りに持ってイカれそうだった
我慢するの大変だったんだよ···」
「香りって何もつけてないよ」
「そう？甘くて美味しそうな香りだよ···」
「美味しそうなって…やだ、スケベ親父みたい」
「スケベ親父って酷いな…」
「いたっ」カリッと首筋を咬んだ相葉さんは
「スケベ親父って言ったからお仕置き」って言いながら
「Aちゃん、スケベ親父知ってるの？」
って聞くから
「相葉さんの事でしょ」って言ってやった
ベッドから起きて下着を纏ったら
「何してんの？」って聞くから
「今から圭くんのお店行かなきゃ」って
言うと後ろから羽交い締めにされて
「ダメ、行かせない…」って言う
腕を避けて
「じゃあ、私も相葉さんに仕事行かないでって
言うよ？」
「えっ…それは無理だな…」
「でしょ？」
「Aちゃんて、クールだな…」
「は？何がクール？
これでも精一杯背伸びしてるんだけど…
何よ、勝手に何度も来て、彼女いるのに
私の事抱いて…
咬み痕まで残して…何がしたいの？
仕事行くなとか言って…独占欲みせて、
私に好きだって勘違いさせたいの？
そんなの困るくせに···」
「ふふふ···」
「な、何が可笑しいのよっ」悔しくて悲しくて
涙が溢れてきた
「A…こっちおいで」
私の手をとり腕の中に戻される
「勘違いじゃないよ…
おっさんだけどさ、おれのこと好きになってよ
···おれのもんになってよA」
「か、彼女いるじゃん…き、昨日も彼女に
呼び出されて帰ったんじゃないの？」
「昨日もってAいたの？」
「帰って来て呼ぼうとしたら、電話に出て…
帰って行っちゃったじゃん…」
「あー…預けてた鍵返してもらいにいった
まいったな···
愛莉とは、終わったよ…
嵐の相葉雅紀がよかったんだってさ
いやー、ハッキリ言われた時はグッサグさ
きたけど
なんか、もう番組の事も、おれ自身の事も
嵐の事もぜーんぶどうでもいいかなって、
投げ出したくなった時に、Aちゃんに
叱られてさ(笑)目が覚めた···
それでさ、ちゃんとしようとおもって
仕事も愛莉とのこともきちんと片付けたら
Aちゃんに会いに来ようと決めてたんだ
でも昨日は会いたくてさ…結局会えなかったけど」
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ピカンチ★(プロフ) - ひろさん» 初めまして！大好きと言っていただけてうれしいです。私もこの作品の二人好きです。楽しみに読みにきていただけるように頑張りますね、コメントありがとう (2021年1月24日 22時) (
レス) id: 8c079158e1 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 初めまして。この作品大好きです。これからも 楽しみに読ませていただきます。 (2021年1月24日 21時) (レス) id: c60b3962ed (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年1月19日 10時
