姫と呼ばれた乙女（？）な彼とふとイケメン系な少女【Q.K】

漢字王の打撃~その3~ ページ43

「美味しい！！」
「なら、良かったです！」

おつまみも口に運んだ

「うん、おつまみも美味しい！」
「良かったです！こっちのも美味しいですよ！」
「お？じゃ少し貰うね！うまー！」

Aちゃんお気に入りのこのお店は当たりだね！、とか前オフィスで見たテレビのことなど色々な話しながら、食べたり飲んだりした





お店に来てから、2時間ぐらいが経過

僕個人としてはAちゃんとかなり仲良くなった！！

こうちゃんのリアクションやカラオケの話から、須貝さんの凄さ、はたまたAちゃんの文学についての話や僕の物理学の話などめっちゃした！

話が進むに連れて、お酒も箸も進んだ
ここまで、結構飲んだ

生ビール1杯に赤白ワインを2杯ずつ、さらに度数が高いカクテルとかも何杯も頼んだ

「今日は結構飲んだねぇ〜」
「山本さんは飲みすぎな感じしますけどね(笑)」
「も〜！、よく言うよ！Aちゃんが僕に色々飲ませたじゃん！！」
「え？そうでしたっけ？(笑)」
「そうだよ〜！！も〜！」

僕がいくら酔ってるからといって、軽くあしらわないで欲しい！
勿論、自分で頼んだカクテルもあるのけど、Aちゃんが「これ、美味しいですよ」とか言って頼んでくれたものも多い
それを飲めば誰だって普段以上に酔うだろ？

いつも以上にふわふわしてる山本です

「山本さん、カクテル言葉って知ってます？」

いたずらっぽく笑いながら僕に聞いてきた

「勿論クイズプレイヤーとしては、知ってるよ〜！まぁ〜、全部は知らないし〜、勉強中だから聞いたことないのもあるけど〜(笑)」

Aちゃんのいたずらっぽい笑みが深くなった

「じゃ、問題です。

なんで今日、私が山本さんと2人だけ(サシ)で飲みに来たでしょうか？」

場の空気が変わった

･･･ここでその問題を本人から出されるのかー

「･･･んー、？？ん〜。親睦会か、
Aちゃんからの相談かな〜？」

「親睦会もありますけど、もっと他に」

「他にか〜、なんだろ〜？」

こんなお酒めっちゃいれた状態じゃ普段分かるものも、わからない

「ヒント〜！」

「問題を出す前のやり取りとか大事です」

問題の前？
前は･･･あぁカクテル言葉の話！

「分かった〜！僕にカクテル言葉の話をしたかったから〜！」

「目の付け所はいいですけど、違いますね」

カクテル言葉･･･が鍵


「大ヒントです！今日私が勧めたカクテル」


カクテル･･･Aちゃんが勧めた･･･

「あ〜、なんだ〜。分かったよ、僕のためだから、か〜(苦笑)」








「正解です(笑)」

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