姫と呼ばれた乙女（？）な彼とふとイケメン系な少女【Q.K】

nice guyの逢着~その3~ ページ23

「あ"〜相変わらず、Aがかっこいい･･･。
あ"ーイケメンだな･･･くそぅ」

序盤は複雑な表情を浮かべていた川上くんが、最終的にはこの感想(笑)

顔を手で押さえて、音量控えめな唸り声
顔の表情は見えないがこれは推しが尊すぎてしんどいとかの表情だと思った、俺が！

「あれ？でも須貝さん」

「んー？」

「この話、Aが不安がってたのと繋がらないですが？」

「Aちゃんが不安がってたのはこの帰り道･･･オフィスに来る途中」

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「いやぁ、Aちゃん弁当取って来るのカッコよかったー！！
そのアイデア思いついたの天才！！
お兄さんその行動に惚れたんだけど！！！」

「いやいや、須貝さん褒め過ぎですよ(照笑)
惚れたって、大袈裟ですよ(笑)

っていいますか、須貝さんも普段動画とかで視聴者の方に〔流石、ナイスガイの須貝、カッコよ〕とか〔イケメンだ！！！！〕とかコメント貰ってるじゃないですか(笑)」

「確かに、確かにそうなんだけど、とにかくAちゃんの行動に俺は感動したの！！

俺もああいう場面に出くわしたら、Aちゃんの行動真似していい？」

「お好きに、真似して頂いて全然大丈夫ですよ(笑)。

ところで須貝さんお弁当･･･誰か欲しい方いらっしゃいますかね？」

「Aちゃん昼は･･･食べたか。残念ながら俺も食べたんだよな･･･。河村か川上辺りがいたら貰ってくれるんじゃね？」

「確かに、川上さんも河村さんも熱中、集中すると時間とかご飯とか忘れるタイプですもんね･･･。」

「別にその2人に限らず、伊沢とか山本とかこうちゃんとか福良くんとか、他のみんなでも食べてくれると思うけど？
なんなら、Aちゃんが買って来ましたけど誰かいりますか？
って聞けば誰か食べてくれそうなんだけど(笑)」

「(笑)
そうですか？(笑)

まぁ、福良さんとかだと野菜みたく嫌いな物が入っていると申し訳ないんですよ(苦笑)
食べてくれる方の苦手な物がはいってないといいんですけど･･･

まぁ、最終的に私がなんとか食べるっていう手段あるんで(苦笑)」

「Aちゃん多分大変だろうから、お兄さんが食べてあげよう」

「え、いいんですか？
うれしいんですけど！
やっぱり、須貝さんはナイスガイですね」

「まぁ、伊達にナイスガイ名乗ってないからね」

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