姫と呼ばれた乙女（？）な彼とふとイケメン系な少女【Q.K】

nice guyの逢着~その1~（細細部変更） ページ21

はい、どうもー、ナイスガイの須貝です！！！

いやー画面前の皆さん、ちょっと須貝の今の状況聞いて下さいよ

今、目の前にですね、川上さんがいるんですよ
オフィスの椅子に座ってコンビニのお弁当を川上さんが食べているんですけれども、

＿＿＿川上くん、めっちゃ怪訝で何処か不機嫌そうな表情をしているんですよ




「え、須貝さんなんでAと一緒だったんですか？」

ジト目に見えるような表情で尋ねる川上

「たまたま、Aちゃんと近くのコンビニ前で会って、そのままオフィスに来たんだよ」

ちなみに言っておくと、川上はAちゃんの彼氏じゃないしこの2人は付き合ってもいない

が、まぁ川上としては好きな･･･気になる子が(いくら知り合いとはいえ)他の男と一緒にいるのはあまり嬉しくはないわなと川上の気持ちを汲み取っていたら、川上に顔を歪められた

解せぬ

「須貝さん、その顔ムカつくのでやめてください。
それと、Aから今日来れないと聞いていたのに須貝さんと一緒に来ているから気になっただけです」

「まぁ、川上良かったじゃん、色々と(笑)
しかも心配が杞憂にで済んでw」

「ほーん」

「伊沢さん煩い、
須貝さんなんですか」

「いやー、別に(笑)

そういや、弁当それでよかった？Aちゃんが少し不安がってたけど」

「え、全然いいですけど･･･」

「お、じゃ、よかった」

「いや！須貝さん説明!!
説明してください
そもそもなんで弁当買ってきたんすか!?今更ですけど」

ちな、買ってきた本人であるAちゃんはオフィス来て早々ご機嫌な山森さんとお話し中なわけよ

もち、昼メシがまだな川上に鑜(べんとう)を渡したのはAちゃんだけど

先程コンビニで買ったオレンジジュースを1口飲み

「あ、それね、その事ね。

それは＿＿」


この鑜(べんとう)を説明するには

先程、コンビニでおこしたAちゃんの行動を語らねばならない

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