編集長の目撃~その1~ ページ2
とある日のQuizKnockのオフィスにて
「う〜ん・・・、くそっ・・・」
パソコンと向かい合っている川上から唸り声のようなものが珍しく聞こえて来た。記事のネタがないのか、他の仕事に行き詰まっているのか、何かはわからないが上手くいってないことは確かだろう
そういえば、先程撮影した動画でも凡ミスやら勘違いやらを連発していたし、提出してくれた書類にもミスが多発していた
多方、今日川上は不調なのだろう。まぁ、ここまで不調なのは珍しいレベルだが
そろそろ川上に何か声をかけた方がいい、と思い俺が声をかけようとしたときにはもうAちゃんが川上に声をかけていた
「川上さん、お疲れ様です。」
「・・ん?あぁ、お疲れ。」
パソコンから目を離さずに言った川上
「川上さん、少し休憩した方が良いと思いますよ?」
「ん、あ・・・これにきりがついたらするや」
「川上さん、その言葉今日で3回くらいお聞きしましたけど?それに先程もその仕事していましたよね。」
川上の言葉にジト目なAちゃん
「・・・そうなんやけど」
「息抜きも大事ですよ?さぁ、気分転換しましょう?少し休んでみたらいい方向に好転すると思いますよ!」
「でも仕事溜まってるから・・・」
「その束になっている仕事、受け持っても大丈夫ですか?」
「え?いやぁ、この量ならまだ、大丈夫」
「そうですか・・・。やっぱり、大変そうですし川上さんに休んでもらいですし、私の仕事はひと段落ついたので、半分くらいもらっていきますね。_伊沢さんー!、」
「全然いいよ!むしろ、やっちゃって!!(笑)」
Aちゃんと川上の話を聞いていた俺は呼ばれて、内容を聞く前に許可を出した
「Aちゃんもここまで言ってくれてるし、仕事も手伝ってくれるんだから、川上はひとまず休みな?」
「・・・はい。じゃあ、伊沢さんとAのお言葉に甘えて休憩いってきます」
「「いってら(っしゃいですー)」」
俺とAちゃんの言葉に動かされた川上は力無く笑いながら、疲れているような足取りで仕事部屋を出て行った
「さて。私も中身を確認しますけど、本当に私が手伝ったり、代わりにやってもいい仕事なんですよね、伊沢さん?」
「うん、ほとんどは良いよ。川上がどうやって書類を置いたのか知らないけど、基本的に紙束と化している書類は多分大丈夫じゃない?」
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きり悪いですが、次へ→
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宵闇の猫(プロフ) - あいく-Qさん» 感想コメントありがとうございます!!!めっちゃ嬉しいです!ありがとうございます!!主人公のイケメン具合と乙女感ある灘俺さんをお届けしたいです!!!これからも、更新を励みます!!!何とぞ、この作品をよろしくお願い致します┏○ペコッ (2020年3月30日 22時) (レス) id: d2d000c1ad (このIDを非表示/違反報告)
あいく-Q - コメント失礼します。小説の内容とイケメン女子な主人公&オトメンな川kmさんが好きで、いつも楽しく読んでいます!これからの更新を楽しみにしていますっ!!! (2020年3月30日 3時) (レス) id: a3a0d25048 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇の猫(プロフ) - 感想コメントありがとうございます!!めっちゃ作者の励みになります!物凄く嬉しいです!(´ω`)これからも、ゆっくりですが更新しますので、この作品をよろしくお願いいたします(´˘`*)┏○ペコッ (2020年1月14日 1時) (レス) id: c4a0eba83f (このIDを非表示/違反報告)
tk - すごくおもしろかったです!これからも更新待ってます! (2020年1月12日 19時) (レス) id: e7e3e61404 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇の猫(プロフ) - 感想コメントありがとうございます!!このコメントを貰ってめっちゃ喜びました(´ω`)物凄く嬉しいです!!作者の励みになります!応援に報いれるように頑張ります( ̄^ ̄)ゞこれからもこの作品をよろしくお願いします┏○ペコッ (2019年12月30日 22時) (レス) id: c4a0eba83f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵闇の猫 | 作成日時:2019年10月1日 4時