日常と恋心 (ページ31)

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掃除が終わって昼過ぎ

夕食のメニューを考えるのと、買い出しのために車を出した

昼食もまだだし、お店開拓のためにも家から少し離れた場所に車を停める

カーナビを起動させながら今日の晩ごはんを考える

ガッツリ系なら生姜焼きか…オムライスでも良いかも

あ、でもまだ寒いから鍋も有りだな

鍋だったらしゃぶしゃぶか、キムチか、シンプルに水炊きか…

コンコンッ

『ん？』

旬「やっほー。奇遇じゃん」

『旬！』

ノックされた窓に目をやると、親友である、小栗旬が立っていた

ウィーン…

旬「どうしたの？こんな所で珍しい」

『夕飯の買い出しとお昼ご飯。いい店知らない？』

旬「ん〜…。あ！良いうどん屋知ってるんだけど、どう？今から行くとこなんだけど」

『良いね。助手席開けるから乗って』

旬「サンキュー」

『良く俺だって分かったね』

旬「潤の車だもん。めっちゃ分かりやすい」

旬が目ざといだけじゃないのか？