日常と恋心 (ページ23)

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#116 ページ23

J-side

翔くんが変だ

翔「でさ？ーー」

うん。絶対変

翔「きいてるか？潤」

『聞いてるってば』

こんな甘い顔で見られたことないもん

しかもなんか目がさ…

　
目が座ってるのが怖いというか色気があるという
か…

そんなにまだ飲んでないのにな

『翔くん酔った？』

翔「まだそんな飲んでねぇだろ。潤も飲め〜！」

『わぁ〜！注ぎすぎ！！明日俺仕事あるって！』

翔「俺だって仕事だわ！飲め！」

俺相手じゃなかったらアルハラ？とかの対象になるからな！

しぶしぶ溢れそうなグラスに口を付け、なぜか上機嫌の翔くんを見上げる

俺のお気に入りのおつまみと、翔くんお墨付きのワイン

『もう酔いそ…』

翔「大丈夫か？」

ポンッ

頭の上に乗っかる温かく大きなもの

翔「酔ったなら休む？ベッド向こうだけど」

『へーき…』

そんな目で見ないでよ

慈しむ様な優しい目で

『…ねぇ』

翔「ん？」

『一緒に行ってくれないの？』

心臓がうるさい

翔「…行くぞ」

俺の一世一代の大仕掛け

どうやら上手くいったみたいです