日常と恋心 (ページ19)

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同時刻

A-side

和也「で？私にどうしろと？」

『だってさぁ〜…』

和也「そんなもの私に言われても」

『どうしたら良いか分かんないんだもん』

和也「もんって…」

呆れた目で俺を見るニノは、ため息をつきながら酒を呑んだ

どうにももどかしいあの2人の関係

今こそ応援隊復活の時では！とニノに相談している真っ最中

和也「それに、応援隊活躍したことあったっけ？」

『ゔっ！』

それを言われるとそれといった活躍は無いけどさぁ

和也「あの人達だって大人だよ。成人男性何年目だと思ってんの」

『…』

ぐいっと口元を拭ったニノは更に続ける

和也「酸いも甘いも経験してきてるんだから」

『分かってるよ…』

でも、心配なんだ

和也「相葉さんの気持ちも分かるよ」

そこをぐーっと抑えんの、と言ったニノは俺と同じ目をしていた

あぁ、ニノも心配なんだな

　

でもメンバーといえど、他人は他人

俺らとはまた違う愛を2人はもう1つ抱えている

知ることの出来ない。2人だけのもの

　

？「まぁ、見守ってみようよ」

『えっ？』