優等生と劣等生。【プロセカ】 (ページ49)

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47話　これからもページ49

瑞希「それじゃあ、またね〜！」

絵名「家に帰ったら今日撮った写真送るね」

奏「またナイトコードで」

『今日はありがとう、みんな気を付けてね〜』

家の場所はそれぞれ違うけど、まふゆとは少し近いから途中まで一緒に帰ることになった

『今日楽しかったね！』

まふゆ「そう…だと、思う
みんな、楽しそうだった」

『…あのさまふゆ、さっきの観覧車のことだけど、私こう見えてかなりまふゆに救われてるんだよ？』

まふゆ「そうだったんだ」

『そうだよ、昔…って言っても主に小中学校のことでずっとモヤモヤしてたから
そんなときにまふゆと出会って…直感なんだけど、私と同じものを感じたんだ』

まふゆ「同じもの？」

『うん…なんて言ったら良いのか分からないけど』

まふゆ「……あ、あの時ナイトコードで…」

まふゆ＜そうだけど…何故か話しても他の人より嫌な気はしなかった＞

まふゆ「Aも同じことを…？」

『まふゆ、どうかした？』

まふゆ「…ううん、なんでもない」

『そう？ならいいけど……とにかく私はまふゆとそれからニーゴと出会って、自信も少しだけど持てるようになったし、生徒会もまふゆたちがいなかったら今頃自分とはもう縁の無いものだって決めつけてたかもしれない
感謝をするのは私の方だよ！』

やっと、伝えることができた

『私、まふゆが自分を見つけられるようになるまで頑張るよ！』

いつか心の底から笑ってほしいから

まふゆ「…分かった、そのときまで待ってる
私も…見つけられるように頑張る」

気付けば私たちが別れる曲がり角まで来ていた

私はまふゆが羨ましくて憧れで……でも、私に無いものを持っていてもまふゆは悩みを抱えていた

その悩みはまるで反対だけど、それでもまふゆに惹かれたのかもしれない

これからもまふゆの"自分"を見つける手助けができたらいいな

まふゆ「それじゃあまた、ナイトコードで」

『うん、25時ナイトコードで』

ふと見上げた星空は、いつもよりキラキラと輝いていた